「コーチってこんな感じ」を装うとアマチュアコーチ

あくまで、「私は」の話なのですが、
コーチとして活動し始めて、プロコーチになる前に認定コーチの肩書を得ましたので、
コーチングを学び始めてから、他のコーチの人たちを観察して「コーチってこんな感じ」という
佇まいというか、印象というかを感じて、自分もそういう振る舞いをしなくちゃと思いました。
そういう振る舞いでSNSを始めて、そういう振る舞いでYouTubeをアップしてみたり、
そういう振る舞いで人前に登壇したり、そういう振る舞いでトライアルセッションしました。
これらの間も、いろんな目に遭いながら現状の外に踏み出してることは確かです。
結果として、クライアントに選ばれることは全くありませんでした。
「コーチってこんな感じという振る舞い」が、非言語で見透かされるんです。
「私の情報発信が良かった」と言ってトライアルコーチング受けて頂いた人もいましたし、
「写真見て良かったんで決めた」と言ってトライアルコーチング受けて頂いた人もいました。
トライアルコーチングの申し込みなんて、
ただ「認定コーチ検索」に載せてるだけじゃ来ない場合がほとんどなのですが、
写真も拘って撮影しましたし、情報発信も明らかに他のコーチと違う自信があったので、
なんのごり押し感もなく、知り合いでも無い人から有償で申し込んでくれたのが嬉しかったんです。
でも、そんなぎこちない振る舞いのコーチに魅力など感じるわけがありません。
これに直面して向き合い気づいたので、「自分という個性を発揮する」許可を出しました。
そしたら、トライアルセッションしてる最中から、相手に響いてるのがわかるんです。
「あぁ、ラポールってこういうことなんだな」と、ホテルラウンジ全体を包む感覚。
もちろんZOOMによるオンラインセッションでも、その場をラポールが包むんです。
それで、有償でコーチング契約を締結させて頂き、晴れてプロコーチになりました。
実はこれ、コーチによってはとんでもなく重要なことを言ってるんです。
ほとんどのコーチがここまで到達しないので、何にもなってないのですから。
ほとんどのコーチが、「コーチってこんな感じ」で振る舞い、
それに沿った情報発信を、ほぼ仲間にしか届かない内容で伝えてるんです。
そんな状態を維持してるとトライアルコーチングさえ申し込みが無いんです。
自分の「素」を隠して、キラキラしてるコーチを装ったり、
尊敬する誰かのモノマネみたいな装いで活動したりしても、
もはやあなたのコーチングではないので、誰も受けたくないんです。
これかなり重要です。
そんなコーチング誰も受けたくないんです。
「あなたらしいセッションの空間を自然に創る」
この許可を出さずして、あなたのコーチングとは言えるわけがなく、
あなたにピッタリなクライアントさんを路頭に迷わせてしまいます。
「あなたらしさ」と共鳴する人は、必ずいるのです。
それなのに、外側から入ってきて受け入れたもので武装してたら、
せっかく居るのに共鳴することはありません。
そこを腑に落とすことで、みんなで「いいね」し合ってる仲間たちから一歩先に抜け出せます。
「あなたらしいセッションの空間を自然に創る」がわからなければ、聴きにくればいいです。
コーチっぽさを装って、それを見透かされて、そのままトライアルセッション終わって、
帝国ホテルから帰る車内が悲しかったなぁ。。。
学んだことをキッチリビッシリ守ることに重要性を感じているのであれば、
ずっと継続してみたうえで判断して頂ければよいです。
実力はみんなあるんです。
ただ、「あなたらしさをセッションで発揮できるか?」が、相手のために必要なんです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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