外面を装っても思い通りに行かない時は確実にある

プロコーチですから、マインドの使い方のプロである。
コーチングをするわけですから、そりゃそうでしょ!という話ではありますが、
ある程度学んでコーチとして活動している人の多くが語らないことがあります。
それは、マインドの使い方を学んだからといって、
全く持って余裕綽々で人生を謳歌しているというわけではないということです。
理論として学びましたが、「はい、エフィカシー高いので大丈夫です」とはいきません。
そんなこと言ってる私も、当然「現状の外のゴール」を設定して実践しているので、
そのための体験を味わう出来事がやってきて、現状が順風満帆にはいかなくなっております。
こんなのは現状の外に向かっているので、そのために必要であれば当然起こることです。
思ったようにいかなくて立て直す必要があり、100%立て直しにエネルギーを使うため、
コーチングの情報発信を抑えて、見た目カッコイイも悪いもなく行動を起こしております。
もちろん、クライアントとのコーチングは、お互い全力のセッションが巻き起こっております。
臨場感高く巻き起こる出来事に、コーチだろうが初めは不安で仕方がないのですが、
結局、現状の外へのカギは、自分の内側との向き合いによって開かれていきますので、
意識していないブリーフシステムによる判断を意識に上げることで、
(ここがセルフコーチングだけでは非常に難しいのでコーチングを受けると良いのです)
「不安を感じるもなにも無いな」と思えて、煩わしさを手放すことができます。
不安でガタガタ震えてるところなんて、コーチなのだから見せたくないって話ですが、
コーチなのに現状に留まって不安になること自体を恐れているのは、コーチではないですし、
「自分はできる」ので、ゴールにとって不要な自我に気づき手放す事態に直面してこそなのです。
見た目のカッコ良さとか実績なんかでコーチを選ぶなんてのはラポール無き依存に近く、
「どうにかしてくれそう」という気持ちで、ゴールにとって不要な自我に気づくのは難しいです。
催眠術みたいにラポールを築いて、魔術のようにブリーフシステムを書き換えるのではないです。
コーチはマインドのプロだから、いつ何時も世間的に順風満帆でなければならないなんて、
表面だけを切り取って装ったhave toであることを受け入れて、手放すことができるか。
コーチングを広めたいというコーチはたくさんいらっしゃいますが、そこを受け入れてからです。
依存的に学び続けて、よく見渡すと誰も卒業していく人がいない「N:1」のビジネスではなく、
コーチングはラポールが築かれたうえで、コーチとクライアントの1対1なんです。
コーチ自身、日々様々なことが起きますが、見た目カッコ悪くても実践するのがプロコーチです。
トークスクリプトを理解暗記して、ロープレを重ねたから上手になるわけでもありませんし、
コーチ同士のセッション練習によってセッションが上手になるわけでもありません。
学ぶだけでは自身の奥底の不安を安心させようとしているだけで、実力アップではありません。
カッコ悪いことも起こるし、そんな自分も受け入れてゴールにとって必要ならやるんです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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