プレッシャー?知らんがな!を体得

10人が同じ日から同じ仕事を一斉に開始したとして、
皆さん初めて取り組む仕事なので、これから教わりながら覚えていくのですが、
当然、習得スピードは人それぞれです。
ある一定の期間が過ぎたあたりから、習得スピードの差がはっきりしてきて、
教える側の期待値から大幅に遅れをとって、他の9人よりも全然習得できてない。
そんな場面って、いろんなところで起きてると思うんです。
そこで、追い打ちをかけるように教える側が感情を出してきて、
「さっき言いましたよね?」「すみませんはいいから覚えてくださいね!」など、
言葉だけでなく、「覚えが悪くてイライラしてますよ」という非言語を交えつつ、
プレッシャーをかける接し方になってきて、当人はますます頭が混乱してくる。
こういう組織は、まだまだあり続けるはずですし、
そういう組織ってプレッシャーをかける接し方をするようなパーソナルの人が、
教えたり管理する立場にいることが多いんです。
これも、コーチングの観点から申し上げますと「自分はどうしたいか?」でしかないんです。
この状況で、ピヨピヨ状態になってしまっているということは、
外側の、他の人より進んでない事実と、教える側のプレッシャーという土俵に上がり込んで、
内側が、他の人と比較して自分の自己評価を下げ、プレッシャーを受けたくない恐怖によって、
リラックスしてない状態で、さらにパフォーマンスを発揮できずに、
「自分がどうしたいか?」より「他人との比較や他人からの評価」しか見えなくなっています。
そのうち仕事を覚えてしっかりやることが、自分のゴールに繋がっているのであれば、
今、圧倒的に他の人よりできてないことは、ただの途中経過でしかありませんし、
教える側がプレッシャーをかけてこようが、覚えたいので覚えようとするだけです。
プレッシャーに反抗的な態度を取るということではなく、ただ教わって覚えるんです。
プレッシャーが酷かったり、パワハラレベルであれば、
「仕事覚えるもなにも、そこに居るのは自分の在り方ではない」ということで、
離れることもできますし、そういう問題を相談する機関がある場合もあるでしょう。
「うわっ、自分だけできてない・・・どうしよう・・・」とか、
「自分ができないばっかりに、すごく雰囲気の悪い言い方をしてくる」とか、
全部、「他人軸」を勝手に臨場感高くビシバシ感じて、マインドを擦り減らしてるだけです。
「なんか、そう言われるとわかるような気もするけど、実際の場面になるとやってしまいそう」
やっぱり、他人軸に取り込まれることってあると思います。
他人軸って、めっちゃ臨場感高いんです。
コーチングマインドはこうだ!と言われて、すぐにできるような事じゃないんです。
なぜなら、ずっと他人軸に影響を受けて生きてきて、
「自我」として強固に受け入れちゃってる人がほとんどだからです。
ですから、自分のゴール、自分の在り方、どうしたいのか?
これを基軸にセルフトークする、アファメーションする、ビジュアライゼーションする、
実際に行動する、いろんな目に遭う、いろんな自分を受け入れる、ゴール更新する、など、
コーチングを24時間365日、体現し続けることが重要であり、
コーチングを学んで「あーなるほどー」で、終わりじゃないんです。
コーチングを学んで「あーなるほどー」から、始まりなんです。
「あーなるほどー」の時点では、実際に活かせないことだらけなんです。
コーチングを体現してると、自分ならではのアウトプットがいくらでも出来ます。
「自分ならでは」です。
学んだことの受け売りみたいなアウトプットではないです。
伝えたいのは、それくらいのコーチングを体現する生き様であることが、
人生の様々な場面で、自分の抽象度を高くも低くも行き来できて、
且つ広い抽象度で、いろんな体験を自分らしく楽しめるということです。
人間らしくコーチングを体現していくことで、「存在」が深まります。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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