2009年のコーチング認識

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コーチングすら認識できない

ふと、自分の部屋の本棚を見たんですよ。


今でこそ情報発信側の立場になったので、

必要と感じなければ書籍を買うこともなくなったのですが、

前職のころは、無作為に「何か学べるものはないか?」と

休日には本屋に行って「ビジネス書」「自己啓発本」などを買いあさってました。


何冊もある自分の本棚の中で目が合ったのは、

苫米地博士の「営業は洗脳」という本です。

2009年に発売された本で、そのころ買いました。


「へー、そんな昔からコーチングに傾倒してたんですね」

「さすが、苫米地式コーチング認定コーチですね」

なんて思われるかもしれませんね。


実は違うんです・・・

当時私は、ガソリンスタンドの社員になって数年経過して

「マネージャーになってものすごいチームワークの良いお店を創りたい」という

当時の理想的な現状のゴールに邁進しておりました。


そのためには、販売で優秀な実績を叩き出して昇格するんだ!と

残業なんてへっちゃらみたいなモチベーションで現場に出て、

それが終わったら夜勤スタッフに「早く帰ったほういいっすよ」と言われながら

パソコンとにらめっこして各店の実績の内訳を分析してました。


そんなバリバリやろうとする中で、もっと売れるようになりたいと思い、

似たような販売に特化した本を何冊か買って読んだところで、

「なに?洗脳だと!」と、タイトルにやられて購入したのです。

当然、苫米地博士の存在すら知りませんでした。


「なるほどー!そんなきっかけでコーチングと出会ったわけですね?」

・・・それも違うんです。

当時は売れるようになりたい!という抽象度の低い動機で読み始めました。

「販売する方法」に重要度が高かったので、

「ひとめぼれの技術」や「ラポール」など、販売のための技術ばかり認識して、

なんと、文章の中に「コーチング」の文字があったかどうかさえ記憶にないのです。


あのときコーチングを認識して勉強していれば、

頑張ることなく上手くいってたのかもしれませんが、

「営業は洗脳」の販売方法だけを取り入れて、めっちゃ努力した結果、

2012年ごろには、理想的な現状のゴールを達成できました。

苫米地博士の本を読んだのに、頑張って努力して結果を出したのです。

現状の外のぶっ飛んだゴールなんて当時の私は抽象度低すぎて考えもしなかったですからね。

苫米地式コーチングを知ってる人なら笑うところですね。


その2009年から、まったく苫米地博士の本を読むことなく時は流れ、

相方に誘われて行った苫米地式コーチングのセミナーで衝撃を受けたのが

2017年だったと思います。

長っ!!!


抽象度が低くて重要度が低いと認識すらできないという理論は学んだでしょうか?

だって苫米地博士の書籍を読んだのに「コーチング」すら認識できないんですよ。

苫米地博士を知っている人からすれば、私は信じられない奴ですよね。

そんな私が、後々苫米地式コーチング認定コーチになるなんてウケますよね。

人生どうなるかわかりませんね。

でも、自分のゴール次第だということがよくわかりますね。


あのとき、コーチングの「コ」の字も知らなかった私が、

苫米地博士の書籍を認識した要因は、

「営業」という重要性に「洗脳」という未知の可能性によるものです。


これはコーチング活動にとっても非常に重要で、

様々な抽象度階層の人が居る中で、

コーチングという専門性の高い提供において、

「万人に対応できます」という打ち出し方だと

多くの〇〇コーチの情報に埋もれて認識できません。

インフルエンサー並みに知名度があれば別ですが。


コーチとして活躍しようと、現状の外へいろんな行動をした中で

「万人に対応できる」というのは、無策と似たりというのが腑に落ちました。

ではどうすればいいか?ということを伝えるツールを現在作成中です。

まずは、自分の個性を組み合わせて、他にない個性を築き上げればよいと思います。

それが”not normal”に繋がりますからね。

今日はこれくらいにしときます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。


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