
逃げずに味わい尽くせば、世界は変わる
「うわーなんなんだよ、本当にイヤだこれ!」
いろいろ学んでも、どれだけ実践を積んでも、
やっぱり「これは無理だ」と思う出来事は、どうしたって訪れます。
そんな時、「自分さえ変わればこんな事態は起きないはずだ」と、
外側の嫌な現実を変えるために自分を矯正するようなゴールを掲げていませんか?
確かに、内面が変われば外側も変わる——
この言葉はとても魅力的です。
でも、その真意を取り違えると、
結局「このイヤな出来事をどうにかするため」に学びに縋り、
形を変えて似たようなイヤな出来事を引き寄せ続けます。
「イヤだ」と思う感情が湧いたら、まずは反応していいんです。
怒っても、拒絶してもいいんです。
でも、そこで反応的で終わらずに、離れて観て体感する。
「あっ、今私は反応的に怒っている」
「自分の中の正義と相反することが受け入れがたい」
「そもそも自分の中の正義が極端で、世界にはこんなことする人が大勢いるのではないか?」
「いちいち反応したところで、自分が疲弊するだけで根本解決に至らないから非合理だ」
「この事態は自分にとって何か学びにならないだろうか?」などなど、
一度、自分を俯瞰して味わい尽くすことが大切です。
逃避するためのゴールは、不足感を埋めるためのラットレース。
逃げ続ければ、形を変えて何度でも「イヤな現実」が顔を出します。
それを何とかしようとまた学び、方法論にすがり、
一見成長しているようでも、本当は同じステージの堂々巡り。
それでも、向き合わないよりはずっといい。
ただ、どこかで気づいてほしいんです。
「逃げずに味わいきると、イヤなことすら現状の外への扉になるんだ」と。
味わいきったその先に、
「あれほど嫌だったのに、今はもうそこに囚われていない」
そんなステージが静かに訪れます。
足るを知ろうとしても欲は出るし、
幸せを感じてもすぐに不満は湧くし、
正義や悪なんて脆くも崩れ去るし、
そんな矛盾だらけの低い抽象度の現実を「今」生きるんです。
イヤなことは無くならないし、無理に無くす必要もない。
それが人間らしさだから。
逃げずに、誰かのせいにも自分のせいにもしないで、
自分の中でその感情を抱きしめて味わう。
するといつの間にか、そのイヤな出来事は
あなたを一段階深い場所へ連れて行ってくれています。
それができる人は、いつの間にか
覚悟すら不要なほど、自由で創造的なステージに立っています。
だからこそ、どんな感情も、どんな現実も、
逃げずに楽しんでください。
あなたにしか味わえない「今」を生きてください。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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