
― 満ち足りなさを追いかける先にある ―
「今の自分は満たされていない」
多くの人が、そう感じたときに「何をすれば満たされるか?」と考えます。
もっと学べばいいのか、もっと努力すればいいのか。
何かを掴み取れば、ゴールを達成すれば、このモヤモヤした心は満ちていくのか――。
答えは、言葉にすれば簡単です。「今ある状態が、すでに満ちていると感じなさい」。
でも、頭ではわかっても、そんな魔法のようにはいかないですよね。
「だからこそ今、満ち足りていないんだ!」と叫びたくなるのも当然です。
満ち足りなさを埋めるために、外側にゴールを設定するのは素晴らしいことです。
こんなことを成し遂げたい、これを手に入れたい。
夢に向かって進んでいるときは、確かに心は熱くなります。
実は、それでいいんです。
思う存分、外側を変えようとすればいいんです。
遠回りでも泥臭くても構わない。
それが、あなたが体感として知るために必要なプロセスです。
実際に行動して、思い通りにいかないときもあるでしょう。
何をやっても報われないと感じるときもあるかもしれない。
でも、だからこそ気づくんです。
「既に自分は小さな満ち足りた何かを抱いて生きていたんだ」と。
日々のささやかな喜びや人との繋がりに、
自分を取り巻く世界に、ちゃんと根が張られていたんだと。
逆に、何もしないままゴールだけを描いて満足していると、
どこまでいっても「足りない」感覚からは抜けられません。
知識を詰め込むだけ、理論を並べるだけでは、
あなたの言葉は自分の体験からにじみ出る深みを持てないからです。
誰もが完璧ではありません。
不完全さを抱えながら、それでも一歩を踏み出し、
転びながらも何かを掴もうとして、地面に這いつくばって涙を流す。
そのすべての積み重ねが、あなたの地面を固めてくれるのです。
今、どこか満たされないと感じているなら、
「どうしたら満ち足りるのか」と問い続けるより、
思い切って動き出してみてください。
すったもんだの中で、あなたの内側のスコトーマが外れ、
気づけば足元に豊かさが広がっているかもしれません。
現状が苦しくても、何もできなくても大丈夫。
今日を生きているだけで、あなたは十分に価値があります。
外側に向かって飛び出しながら、足元の今を味わってください。
「どうすれば満たされるのか」
その問いの本当の答えは、いつも行動した先にしか現れないのです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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