理想だけを語るあなたに届けたいこと

「こんな未来を創りたいんです」
「素晴らしい社会を実現します」
「自分が変われば、きっと世界も変わるはず」

そんなふうに語れるあなたは、とても素敵です。
理想を描ける人は、それだけで強い光を持っているから。

でももし、心のどこかで
「何もできていない自分」にうっすら罪悪感を抱えているなら、
一度立ち止まって、問いかけてほしいのです。

そのゴールは、
本当に「いまの自分が何をするか」に繋がっていますか?

未来の理想を掲げるのは、とても心地いいことです。
「こうなったらみんなが喜ぶ」「自分もきっと幸せになる」
そう思えば思うほど、
現状の痛みや物足りなさから目を逸らせるから。

でも、どんなに立派な目標を掲げても、
いま、足元を動かさなければ
目の前の景色は一歩も変わりません。

むしろ「理想の自分」という幻想が、
あなたをずっとその場に縛りつけていることもあります。

人はどこまでも「言葉」で未来を飾れます。
もっと学べば、もっと流暢に、もっと深そうに見せられます。
でも、言葉だけでは臨場感は育たない。
あなたの手が何を触り、
あなたの足がどこを踏みしめ、
あなたの身体が何を体験したのか。
そのすべてが、言葉に深みを与えていきます。

だから、怖くても、小さくてもいい。
具体的な行動をしてみてください。
誰かに笑われるかもしれないし、思ったようには進まないかもしれない。
でもその一歩を踏み出して初めて、
「本当に自分が創りたい未来」の輪郭が見えてきます。

未来に偏りすぎた理想は、
ときに今の苦しさを覆い隠すための仮面になります。
でも、いまこの瞬間の小さな一歩は、
理想を生きた言葉へと深め、やがて自然に循環を生んでいく。

現状が苦しいなら、それも大切な体感です。
「こんな自分ではダメだ」と思う必要はありません。
痛みも違和感も全部抱えたまま、
一歩でも動ける自分でいてください。

素晴らしい未来から時間が流れるのであれば、
あなたの未来は「今この瞬間踏み出す連続」が創り上げるのです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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