妄想でエネルギー消費してるだけ

先日、銀座のGucciに展示会を見に行きました。

私というよりも、相方が制作過程などに興味があるということで一緒に行ったのですが、

店舗の前に到着すると「ゴメン、なんか入れない」と申し訳なさそうに躊躇し始めたのです。


以前も他のブランドで展示会を見に行ったことがあるのですが、

展示会場へ行くための専用入り口があり、なんの気兼ねなく入場できました。

今回は正面から入店で展示会場へ向かうルートで、入り口にはスタッフがビシッと配置してます。


その、「ガッチガチ銀座ブランド店」の店構えと、店内のハイソサエティみたいな雰囲気に、

「自分はブランドに身を包んだ恰好してないし、何も買いわないのに場違いに違いない」と、

臨場感に面食らっちゃって入店を躊躇したということです。


躊躇したことにより、せっかく一緒に行ってくれた私に対して申し訳ない気持ちや、

展示を観れない悲しさや、こんなん入りづらいじゃないという不満な気持ちが混同していたので、

自分としても気持ちがわかりましたが、「大丈夫だよー」と言って、私はズカズカ入店しました。


「本日はどのようなご用件で」と入り口に居たスタッフが訪ねてきたので、

「展示会観に来ました」と伝えると、快く丁寧に案内して頂きまして会場へ到着しました。

何も知らない感じで「こっちの方はなんかあるんですかー?」と訊いても、

快く丁寧に教えて頂きましたし、帰ろうとしたら即座に察知して出口へ案内してくれました。

ありがたく、楽しませていただきました。


「こいつ、金持ちでもないくせに場違いなところに来ちゃってるよ」とか、

「ブランド品も身につけないで、ここに入ってくるなんてダサいよね」とか、

こういった場面で、そんな風に思われたり陰で言われてるのでは?と、

被害妄想を抱く人も多いのでは?

妄想というだけあって実際見てもいない主観的な幻想でしかありません。

万が一、そんなこと言われてたとしても見てないのだから被害もなく関係ないのです。


やりたいことがあって動くにあたり、本当に多くの人が自らの妄想により、

感受性を抑制しながら、無限の可能性というパフォーマンスを制限してます。

ゴールを設定して、何があっても「自分はできる」という自信を持ってやる!って、

正しいと言えば正しいのですが、その時点でグルグル回り道をしているのです。


やりたいなーと思ったからやって、「楽しかった」とか「思ったより大変だった」などを感じて、

結果を受け入れたうえで、次どうしようかなっていうストレートな話でしかなく、

やる前に、「こうなんじゃないか?」「あぁなんじゃないか?」とか挟んで、

「いや、自分はできるんだ!」とか気合入れたり、何かの学びで「やれる気」になることを求め、

そのうえで苦行的に動いたり、動かない理由を何かの学びを自己解釈することで防御したり、

頭の中でグルグル回り道するって、余計なエネルギーを使ってるのです。


やりたいと思ってやって顕著にわかりやすい結果が出た人が、

後で振り返ってみたら、ゴールを設定したとか自信持ってやるのが重要だとか言って、

自己啓発的な理論に組み込まれていったわけで、学ぶのはいいけど結局「やりたい→やる」です。


銀座のGucciの入り口で「本日はどのようなご用件でしょうか?」って訊いてくるのも、

入店者のゴールを訊いてるのであって、爆買いをしに来た海外の方であれば、

しかるべき場所に案内するし、展示会観に来た人であれば、しかるべき場所に案内する。

なにも目的がなく入店した人も、目的を訊かれたのでゴール設定することになり、

設定したところに案内されて、機能的に店内を見ることになり無目的な人で溢れないのです。

ブランド自体わかりやすい価値になっていて、人気店のように見える「サクラ」は必要ないです。

しっかりした入店の目的があれば、着るものの単価が安価な服だけ着てようが、

堂々と入店すればよいだけであり、目的を楽しもうとすればよいだけです。


そんなことを言っておりますが、今回の件で気づいたことは、

私自身も、コーチングに出会う前の知り合いや友達に対して、

コーチである自分の発信を見られたら、「うわぁなんか訳わかんねーこと言ってる」とか、

「なんかやべーのにはまっちゃってるよー」とか思われるんじゃないかと勝手に妄想して、

隠れてやってるような状態だったので、「そんなん関係ねーな」と壁が崩れました。


悩みとか、不安とか、自分が勝手に頭の中でグルグルエネルギーを使った妄想なのでは?

意識に上げてみると、実際に起こったわけでもないストーリーに怯えてるだけかもしれません。

「やりたいからやっちゃう」を怖れるという課題は、それぞれに潜んでいるということです。

グルグル考える流れも、ストレートに実行する流れも「ある」ことを知りながら、

自在に選択すればよいだけで、様々な体験を得ることができます。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。


↓ 過去ブログ 

コメントを残す