不安はコンフォートゾーンの作り方が上手い

【認知的不協和3部作 その③】
3人目の「通せん坊」は、「そうなっちゃうんじゃないか?」です。
「人生はまだ続く」と思っているはずですので、ゴール設定という話になります。
それなのに、これやったら現状の外のゴールを100%達成する方法と確定!ではないので、
コーチング理論を学んでようが、不安感に襲われる人がほぼ全員です。
ましてや、わかっちゃいるけど現状の外です。
創造的回避によって避けたくなるし、ゴールにとって向き合うことが必要な出来事が巻き起こり、
「このままだと、あぁなっちゃうんじゃないか?こうなっちゃうんじゃないか?」駆け巡ります。
「イメージに臨場感を感じる」というコンフォートゾーンの作り方において超コアなところを、
不安感というやつは非常に優秀で、とても上手にやってのけます。
つい、もしそうなっちゃったときのことを調べたりなんかしちゃって、相乗効果を発揮します。
エフィカシーが高ければ、一切そんなことが頭の中を駆け巡ることなんかないという話ですが、
コーチング理論が「確かにそうである!」というだけで、すぐできる人はいないに等しいです。
「そうか!自己評価に根拠はいらないのか!」と思っても、未知のゾーンのゴールに向かうと、
不安の優秀さに、学んだコーチング理論は脆くも崩れ去るのです。
ましてや、サラッと一次情報を調べられるツールに溢れてますので、
それらの情報にマインドがブレブレになって、そこに不安が付け込んで来ます。
まだなにも起きてなくて、なんの被害も被ってないのに、身体の健康に影響を及ぼします。
「無い」から、不足のフラストレーションが常にのしかかりながら生きて、
「こうでなければならない」から、無限の可能性を認識できずに、
「そうなっちゃうんじゃないか」と不安に覆われているから、煩わしさに痛みを感じるのです。
自我としてコンフォートゾーンになり、ここに在る自分について観察する。
現状の自分を形成してきたことの「過去のどこかしら」に接触することになりますので、
R(REAL)を揺らされますし、触れられたくないし、意識に上がって向き合うのに一苦労です。
頭で考えても、都合よく解釈しようと一生懸命ホメオスタシスが機能します。
これら3人の「通せん坊」に対する、マインドの使い方について、
3部作で解説投稿するつもりでしたが、次の投稿で解説することにしました。
「問題・原因編」が今回で終了して、次回は「解決編」にします。
「3部作って言ったのに、急に増やすなんて、なんなんだ!」と、
「こうでなければならない」に覆いつくされて、「あり得ない!」とか言っちゃってませんか?
「あり得ない」は、自分の自我のフィルターを通した場合のみの話で、
周りを見渡せば、あんなことに怒ってる人や、こんなことを平気でやっちゃう人がいるんです。
起こっているから「あり得る」んです。
「あり得る(ある)」のに、「あり得ない(無い)!」と、眉間にしわを寄せて、
「無限の可能性がある」のに、「こうでなければならない!」と、肩に力が入って、
リラックスせずに「現状の外のゴール」に対して不安が付き纏い、低いパフォーマンスなら、
次回からの投稿をお待ちくださいませ。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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