現状の自我で現状の外はムズイ

自分はこうしたい。
ゴールを設定して、いろいろやってることと思います。
ちょっと走ったところで、「走ってる」という状態が馴染んできたあたりの人。
「〇〇になる!」っていう勢いで走ってるなんて事は無いですよね。
そうです、「立場」にフォーカスしている人が非常に多いのではないかと感じます。
「立場」は、現状の外であってもゴール足り得ません。
〇〇になって、どんな世界になっていて、その世界を自分はどのように感じているのか?
そこに、「利他的で社会性のある」世界が当てはまるということなんです。
「〇〇になる」だけだと、その世界で必要でもあくまで一人称で、利他も社会性も乏しいです。
そりゃ、セルフコーチングだと難しいですよ。
現状の自我でコンフォートゾーンを生きて、現状の外のゴールを設定してイメージするんだから。
「すごくそうしたいんだけど、いまいちその状態をイメージできないや」となるでしょう。
なかなか、現状の外のゴールの世界をはっきりとした言葉で表せず、
現状の外のゴールの世界をはっきりとした映像で描くことができず、
なんとか、過去に味わった「あの最高の気持ち!」という代入的な方法で情動を感じられます。
このように、現状の外のゴールの世界をはっきり描くことは出来ませんが、
ゴールの情動の溢れるイメージが、感受性の高い好奇心になって実践する動機付けになります。
そこでフォーカスしたいのが、「現状の外のゴールのコンフォートゾーン」です。
例えば、いままでオドオドした性格だろうが、過去は関係ないですし、
ゴールの自分は反射的に「すいません」って言わないのであれば、今から言わないことができる。
しっかり相手の目を見て、優しく接することができるし、無駄に比較したり依存したりしない。
「ゴール側の自分」には、実際にそんな風になったからそうなるのではなく。
今からそういう振る舞いで、やることやるからこそコンフォートゾーンが移行します。
まずは、再度しっかりしたゴール設定をして、ゴール側のコンフォートゾーンで生きる。
現状の外のゴールをしっかり設定すると言っても、
自分ひとりセルフコーチングで出来る人は、ほぼ居ません。
もちろん私もコーチですが、私自身コーチング受けて、ゴールに気づいていきました。
現状に不満だけど、何も動かないというのは、
現状の自我による重要性で認識した物事から考えうる素晴らしいゴールに過ぎないので、
現状を変えるほどの振る舞いや好奇心よりも、無意識は現状維持を選択してしまいます。
ゴールへと走っている人は、
「なんで走ってるんだっけ? なにが楽しいんだっけ?」など、
あなたの現状の外のコーチのサポートを受けながら、一度立ち止まって設定し直すと良いです。
コンフォートゾーンもなにも、
現状の外にゴールを設定しないと、そもそも移行する必要もないのです。
「ゴールが先」じゃないと方法も認識できず、invent on the wayもなにもありません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
↓ 過去ブログ ↓ メール講座 ↓