「コーチのおかげ」ではない

2016年ごろに私がマネージャーをやっていたお店の仲間たちから連絡が来て会ってきました。
私がマネージャーのときのサブマネージャーが、今ではマネージャーになって、
社員もアルバイトもほぼ変わらずに、且つ今でもずっと売り上げが良いというお店なんです。
前職に入社した当時から、自分がマネージャーとして、
チームワークが良く、楽しく良い実績が構築できるお店を創ることがゴールでしたので、
それが物理世界で実現している臨場感を、全身で体感している真っ最中でした。
そのお店の仲間たちは、2022年の今でも「針さんのおかげでずっと良いお店だ」という、
私に対する感謝をしてくれますし、集まって食事しても「針さんは、お金大丈夫です」とか、
「針さん、車で送っていきますよ」とか、めっちゃ嬉しいことを申し出てくれます。
「針さんのおかげ」なんて言われて、でもあの時のことを振り返ると、私というかなんというか、
「ゴールを達成しなきゃ!」みたいにゴールに縛られることもなく、楽しく夢中で仕事してたら、
皆が自主的に協力してくれて、私はただ皆を笑わせていただけのような感覚が残ってます。
そんな感覚がお店としてのコンフォートゾーンになってるから、ずっと良いお店なんだろーな。
この場合の、「居るだけ」「笑わせるだけ」「奥の方に目を光らせるだけ」という、
最前線に対して、知らず知らずのうちに活力を与えているような「存在」という影響力!
これを狙うでもなく自然にやれちゃうのが、結局周りの皆が「〇〇のおかげ」と捉える要因です。
勘のいい人や、この感覚の臨場感がある人は、お気づきだと思いますが、
これ、コーチングです。
技術や知識の話はしておりませんが、技術や知識で狙うでもなく自然な存在のコーチなんです。
「「針さんのおかげ」って言われてー!」とか思って狙ったわけではないし、
ゴールの自分は、楽しく協力的にキャッキャしながら売り上げが良く最後は締める設定だから、
好奇心が私を夢中にさせて、結果そうなっちゃったというコンフォートゾーン移行の流れです。
ゴールって、そうなりたくて仕方ないので、ついつい意識的に狙っちゃいますが、
無意識でゴールをブラさずに、意識は好奇心によって夢中で行動を起こすことで、
いわゆるフロー状態になって、宇宙が味方し始める流れです。
「宇宙が味方に付くんだ!」って意識的に狙うんじゃないよ。
自分の現状の外のゴールに踏み出して、最前線で実行しているわけですから、
一人で実行し続けられるのか?
一人で実行しても何も動かないようなら、どんな「存在」に支えられたいのか?
コーチに支えられても、「コーチのおかげ」というよりは、「本当はすごい私!」です。
あなたは本当はすごいのです!
すごいのですから、遺憾なく発揮しましょう!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
↓ 過去ブログ ↓ メール講座 ↓