その人の抽象度より超高いところで言葉を発しても伝わらない

世界は「言葉」で成り立っておりまして、
言葉の受け取り方で、自我=映し出される世界を体感します。
物理世界で、身体を持って体感するために臨場感高く生きております。
「ゴール達成に努力は必要ない」
この言葉と、裏付けされた理論を目の当たりにして衝撃を受けた人も多いのでは?
「えー!頑張って努力して耐え抜いてこそ成功するんじゃないのー?」ってね。
「それならコーチング学んで実践すれば、サラッと成功者になれるってことじゃん!」と、
特に、自分が捉えている現状に疑問を抱き始めて
「人生ってこんなもんなのか?」とか「こんなはずじゃなかったんだけど」とか、
そんな不足の想念が、パーっと晴れるような期待感からコーチングに魅了される人も多いんです。
はっきり言いましょう!私もそうでした!
もちろん、ある程度個人的に成功体験を積み重ね続けて、
「山を登っては、また次の頂上を目差し」を繰り返して、比較的な私的成功を実現している人が、
比較やラットレースではない、抽象度の高い理論としてコーチングに魅了される人も多くいます。
劣等感が少なく、エフィカシーも高いので、コーチング理論が活きやすいですからね。
むしろ最初の内は、そういう人達が認識することが多い理論だったのですが、
あるときから、より多くの人に届くようになり、不足感を抱き続けている人にとって、
「ゴール達成に努力は必要ない」は、表面的な言葉の印象だけで金言となりました。
さて、ゴールのイメージに臨場感を感じてコンフォートゾーンを移行するんだぁ・・・って、
現状の自我のまんまで妄想し続けて、ずっとコーチング勉強中(準備中)の人に対して、
コーチである私としては、抽象度を落として伝わるような言葉を届ける必要があります。
「伝わるような言葉」という表現をしましたが、的確な言葉を選べば良いだけでなく、
その言葉の奥に、非言語による内側から湧き出た輝きを相手に感じて頂く必要があります。
ここが、苫米地博士の言葉をコピペして伝えても相手に響き渡らない要因です。
内側から湧き出た輝きを発するには、コーチ自ら身体を持って痛みや喜びを体感しながら、
現状の自我を手放し、言葉の受け取り方がゴール側へ移行する実感を繰り返すのです。
それが、コーチとしての言葉として魅力になり、真のリーダーへ邁進します。
私自身、強烈な不足の想念からコーチングに入門して、様々な情報空間での体感を伴いながら、
自分の中の「不足」は、現状の自分が捉えた言葉から写像した世界に過ぎないことと、
「ぶっ飛んだ」という言葉も、量としての「言葉」が限りなく増えることではないと実感して、
なんというか、「足るを知る」というか、自己を満たす事象の数々に限りなく気づいていき、
そんな満たされた自分が溢れ出て、多くの縁起に流れていくことが腑に落ちました。
そういう意味で、私のメール講座は「コーチで稼ぐ」ってところがキーワードっぽいですが、
ぱっと見めっちゃ抽象度低いと感じますよね。
実は、不足を埋めれば満たされて幸せになるんだという言葉の世界で生きている人に対して、
その人たちの抽象度に合わせた言葉であり、あとは対面、オンライン、情報発信だったりで、
私の言葉と、その奥に非言語で感じられる魅力だったりで、マインドの使い方を与えるんです。
「稼ぐ」というのは、マインドの使い方が先で包括されているのでとっかかりに過ぎません。
劣等感、不足、不平不満が現状の自我である状態のゴール設定はゴール足り得ないのですが、
まずは、そこから始まる人がほとんどです。
そこから始まり、身体の体感を臨場感高く味わいながら自我を明らめて手放していき、
そこから純粋な動機が明らかになり、捉える世界が変容していきます。
それもこれも、まずは自分で決断して踏み出せるかが分かれ目であることは変わりません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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