時をも忘れるセッション

これが合ってるか?間違ってるか?っていう話ではないのですが、
お互いのラポールが築かれている、のめり込むような臨場感空間で、
セッションを、コーチもクライアントもガチでやっている状態って時をも忘れそうです。
まぁ、コーチング契約の中に「1セッション〇〇分」とか決まりごとがあって、
人間の脳は優秀なもんで、決まっているならその時間内にコーチングができるんです。
だから、セッション時間が長ければ長いほど良いというのは絶対的ではありません。
でも、例えば時間制限が無かったとして、ホテルラウンジが24時間営業で、
朝食からディナーまで、お腹がすいたら注文できる環境でセッションしたとして、
なんかもう相乗効果が渦巻いているような魂のぶつかり合いになったら、
お互い、もういつまででも対話できるような臨場感空間になることでしょう。
ここ最近のセッションが、なんかそうなってるなーと感じたんです。
悩みがあって、なんか見えてきてスッキリしましたという「お助け感」というより、
エモーショナルなお互いの人生が止めどなく溢れて、何か熱いものが生まれるような感覚。
気づくと日も暮れて、ホテルラウンジの席にキャンドルが置かれる状態になってる。
そんでもって、外人のピアニストが洒落たアレンジのボサノバやジャズをつま弾いている。
「そろそろ終わりますか」って席を立って、
最寄り駅まで行っても、「それではまた次回」とお別れになると思いきや、
駅内で立ち話モードで止まらないみたいな流れでした。
コーチの生命時間とか、なんとかかんとか言われそうですが、そこを考えないとして、
ホントお互い対話が止まんないようなラポール感が、心から大好きなんですよね。
「これこれ!こういう情動になりたくてコーチングやりたいんだよな!」みたいな。
もちろん、自分がなりたい情動になってるからそれでOKということだけではなく、
マインドの使い方によって、クライアントがゴールを達成し続けられて、
クライアントの人生が本当に素晴らしいものになることをサポートするのが本望です。
クライアント自身の内側に、当然ですが熱い輝きがあって、
且つ、コーチングを受けようと強い決意をしているので、高いエネルギーが発せられます。
対してこちらも本気のコーチングをするので、もう出るわ、止まらんわ、生まれるわです。
「コーチングセッションとはこういうものだ」というのを、一切無視して、
お互いのエモさを本気で循環させながら、時をも忘れて話し合うセッションをするのも、
やってみて体感して思いますが、人間力必要だなと感じます。
テクニカルとか、コンテンツが魅力的とか、そういった話を一切してないので、
「このブログを読んだから何なの?」とパッと見思いそうですが、
コーチと言うポジションで、クライアントの抽象度のちょい上を自在にキープして、
クライアントの現状に同調することなく、エモさが渦を巻くというのは、
コーチとして活動するうえで、そうするしない関係なく、持っていると全く認識が変わります。
実際にセッションになったら、どう答えればいいのか?とか、
プリンシプルがこうだから、こうで・・・とか、
「いいこと言おう」や、「正しくなければならない」を越えることになるでしょう。
ご存知かと思いますが、「あなたのコーチング」を必要としている人がいます。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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