個人事業主ってことですから
確定申告の時期ですな。
法人もそうなんですけど、自分が個人事業主であると考えれば、
確定申告書をじっくり観察するだけで、
ホントに多種多様の事業が展開されていて、思考や選択や行動の結果、
その年のお金の流れが、数字(言葉)としてドラマチックに物語ってるんです。
しかも、ここ数年の世情によって「例年のように安定した数字(言葉)」とはいかず、
減少率がコンフォートゾーンをギュインと外れる数字(言葉)として語り掛けてきて、
現実世界の超臨場感を味わいながら、それでも進んでいる人も多いことでしょう。
それぞれ、個人事業主のマインド次第です。
有名な役者ではなくて、年間の収入(数字=言葉)が、ぜんぜん稼げてなくても、
日々役者としてドラマチックな人生を生きていて非常に充実していて、
且つ、「黒沢映画を超える映画を作り演じたい」とかゴールを設定してるかもしれません。
「こんな商品を提供すれば、きっと多くの人の役に立って喜んでもらえるぞー!」と意気込み、
一生懸命提供しているのに、年間の収入(数字=言葉)が、思うように伸びることなく、
「ちくしょう!くやしい!なんでわかってもらえないんだ!」なんて風に、
乱れたマインドで、充実した人生を歩んでないかもしれません。
もちろん、順調!幸福!感謝!で邁進している個人事業主もいらっしゃます。
でも、「進んでいく」ってそういうことです。
自分がこの世とお別れするまでの流れをすべて知り尽くしていて、
「こういう時は絶対これ!」という100%確定で進める人は居ないからです。
コーチングを学んで、人生が良い方向に進んでいくということは、
全知全能になったから、思う通りに進めば間違いない人間に成長したということではなく、
不確定な人生を生きながら、グラグラしながらも事ある毎に「マインドの上手な使い方」で、
設定している素晴らしい未来を切り開いていくということです。
ですから、
学び続けることによって全知全能になり、人生のすべてが100%確定するのではなく、
自分がどう在りたいか?設定して、行動することがコーチングを体現する前提です。
現状の外へ踏み出すので、いろんな目に遭うことはほぼ確定であり、
それでもwant toであり、マインドの上手な使い方により、
新たな認識が出来て、スコトーマが外れ「Invent on the way 発明しながら進む」を実践して、
また現状の外に踏み出すことで、現状の外だったことがコンフォートゾーンになるのです。
現状の外に踏み出すときの、現状に留めようとする脳の機能を振り切り進む直前の
罪悪感というか、情けない気持ちというか、感情に覆いつくされそうになるというか、
「ぎゅぅぅぅぅ」と締め付けるような、あの情動。
アファメーション唱え続けてたら、現状に留めようとする脳の機能に気づかれることなく、
何とも自然に、少しずつうまーく唱えた通りに変化していって、
気づいたら唱えた通りに事が進んでることを体感した、あの情動。
あんなに気に病んでいたのに、勇気を振り絞って進んだ結果、
気に病む状態を抜け出すことによって、「ぜんぜん気に病むことなかったんだな」と
抜け出してみて気づくことで、ドシっと地に足がついた、あの情動。
セッションをしていて、クライアントと「ピタッ!」とラポールが築けて、
ホテルラウンジ全体をラポールの臨場感が包んでるような、
お互いがとても心地よい感覚に満たされている、あの情動。などなど。
先ほどの、順調!幸福!感謝!の個人事業主の方は、
これらの情動を味わうことなく、口笛でも吹きながら「ふ~ん♪」みたいにそうなったのか?
羨ましすぎて、そんな目に遭ったこともなさそうな波動を感じるかもしれませんが、
100%何の困難もなく順調に上手くいくという確定がある訳ではないのに、
決意して、行動した結果であることは、どんな事業主とも同じなのです。
いろんな目に遭ってマインドの上手な使い方で踏み出し続けたので、
地に足がついて、ずっと幸せに違いないくらいの波動しか見えないのかもしれませんね。
だから、今の自分だと現状の外の事すぎて、心臓が飛び出そうなくらいの踏み出しが、
そういう人は「ふ~ん♪」くらいの気持ちで、ヒョイっと越えられるんですね。
コーチとして活動している人は、見たところ他のコーチと組んでないので、ほぼ個人事業主です。
私であれば、「three S coaching」の針金 雅信コーチによるコーチングを提供してるわけです。
ということは、収入もあり支出もあり、申告する責任が生じます。
対価を頂きセッション等で経費が発生するため、遊びではなく開業することが求められます。
ということは、開業届を出してないコーチはコーチング事業に対する重要性が低いので、
継続的に有償コーチングを提供するつもりはなさそうだということですし、
コーチのリアルな事業として、数字(言葉)のドラマが描けないのです。
もちろん、無償でコーチングを提供したり、頼まれたらやろっかな程度の活動でも、
本人がそうしたいと決めているなら、それでいいんです。
ボランティアだからダメだなんて、一切思いません。
これ読んでコーチング事業への重要性が上がったら、きっかけになって良かったと思います。
進むということは、踏み出し続けるということですので、
発明しながら踏み出し続けて(お金の数字だけではないけど)ドラマを描き、
個人事業主としてドシっと地に足のついた、覚悟が決まった素晴らしいコーチになるのです。
そこまでしてないコーチは、情報発信の躍動感を情報受信者にリアルに感じて頂くためにも、
100%何の困難もなく順調に上手くいくという確定がある訳ではないのに、
決意して、行動することが大前提だと気づいて頂ければと思います。
そこまでしてないコーチの情報発信は、コーチングに興味がある人に気づかれてますから。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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