満足して手放して次行ってみよう

皆さん誰しも「満足したい」と思うのではないでしょうか?
「満足したら終わりだ!」って気を張り詰めて、肩に力入れて頑張ってる人もいますが。
「取り組んだ→成果が出た→満足を味わう」を得たいって思います。
「いやーなんて素晴らしい状態なんだろう・・・」と、
ジワーっと浸って心地よい状態に感謝をしている。
今の状態がずーっと続けばいいのに・・・って思っちゃいますよね。
でも、「空」の真っただ中で、臨場感高く生きている訳ではないので、
刻一刻と、現実世界で臨場感体験を重ねていきます。
ですから、その素晴らしい状態がオートマチックにずっと続くわけではないです。
それでも、コーチングを学んでいる私たちには常識的な話ですが、
毎日自分の状態を見つめ直して、事ある毎にゴールを更新しますので、
今の素晴らしい状態に浸っている頃には、
更なる現状の外のゴールに「自分がどうしたいか?」の想いが向いています。
今の素晴らしい状態は堪能するんです。
その情動自体は、これからも大切にして自分の在り方を育んでいくんです。
でも、その現状に居続けては現状維持になりますので、一時的なものになります。
更なる現状の外のゴールへの想いがある訳ですので、
今の素晴らしい状態は手放す必要があります。
今の素晴らしい状態に執着しているということは、
現状に執着しているということですので、「場」が現状に留まります。
「執着」とは、現状の外へ移行することに対する「回避」です。
「執着」の強さにより、「回避」のための「創造性」が比例して向上します。
「創造的回避」とは、「執着の強さ」の現れということです。
自分がどうしたいか?が、「今の素晴らしい状態をずっと持続させたい」だったら?
実は、それって現状維持ではないんです。
今の素晴らしい状態をずっと持続させるためには、そのための取り組みが必要です。
本気で取り組み続けるうちに、
今の素晴らしい状態自体に執着していては、持続できないことを体感します。
そして執着を手放して、そこから見えてきた方法を取り組むことによって、
「今の素晴らしい状態みたいな素晴らしい状態」という、素晴らしい状態が訪れるので、
今の素晴らしい状態からしたら、現状の外に移行しているということです。
こんがらがるかしら?
質の悪いことに、「執着」って意識しないところで覆いかぶさってきます。
顕在意識では、「自分は過去のあの成功のことに拘ってるわけではない」と思っていても、
何かしらの会話の中に「オレもあの時はあんな風にバリバリ活躍してたけど」とか、
意識しないところで、言っちゃってるんです。
実は、奥深いところで執着しちゃってるんです。
現状(過去)に留まっているんです。
「過去こんな成功をした」とか「現在このくらいの集客力がある」とか
これから知る人にとってのマーケティングとして有効な要素ではあり、
「満足した時の情動自体」は、
更新したゴール達成時の情動に応用できるので有効な要素ですが、
それは、「これからどうしたくて、どう取り組んでいくのか?」のための要素であり、
執着してない自分の在り方が必要だということなんです。
「満足し続ける」ということは、「満足して執着しない(手放す)」ということであり、
満足したら、その出来事やプロセス自体は忘れちゃうくらいが丁度良いのです。
情動自体は大切に育んでいるので、その時の抽象度で悩んでいる人に対しては、
ちょっと抽象度高いところから、その人を導ける人間力が身に着いてます。
結局、設定して、取り組んで、味わって、手放すを繰り返してこそのコーチということです。
マインドの使い方を臨場感高く教えられるようになりますよ。
それが、クライアントがゴールを設定して自己能力の自己評価が上がることに繋がります。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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