ネガティブは消し去れるのか?

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セルフトークのマネージは在り方への指針

オフィス, フィードバック, アイデアの交換, 仕事, 会議, ディベート, 議論, エンターテイメント

素晴らしい未来を設定して、今を生きる。

素晴らしい未来とは、心に傷を負うというか、ショックを受けることはないのか?

マインドの使い方が上手になれば、そんなことを感じることは無くなるのか?


悟ったりでもしない限り、そんなことはないでしょう。

どんなに高い抽象度の思考が出来ようが、生きてるとショッキングな出来事は起こります。

今考えられる理想の生活スタイルを手に入れたところで、喜怒哀楽に直面します。


なんとも当たり前のことを言ってるという話ですが、

様々な学びを取り入れて、高尚な位置づけとされる「場」に所属してると、

ネガティブ、ショッキング、怒り悲しみ悔しさ恨みなどの「負の感情」と言われるものを、

ポジティブ、理想、ワクワクなどのキラキラで、消し去ることができると信じる場合があります。


一見すると辛い出来事に直面しても、「違う違うこの感情は出てきちゃダメ!」と避けて、

ポジティブじゃなきゃいけない!ポジティブが私の目指す未来に繋がる!と、

ネガティブを抑え込んで、ポジティブで塗りつぶした気になる。


実はこれ、意外とその人の人間らしさありきの地に足の着いた成長のプロセスを奪います。

クライアントの抽象度の2つくらい上まで降りて、LUBを取ることが難しくなります。

なぜなら、現在クライアントが臨場感高く味わっている感情に対しての理解が出来ずに、

「辛いんですよね?ポジティブなセルフトークして消し去ればいいんですよ」と伝えても、

クライアントからしたら、抽象度高すぎて臨場感を感じられずに、

「言ってることはわかる気がするけど、ホントに消し去れるのか?」と実感します。


人間らしい味わいをビシビシ感じてるクライアントに、

クライアントからしたら人間らしくない解決的理論を提示してるだけですので、

その抽象度に居るクライアントに響かないし、しっくり来ないんです。

コーチングに対してフラットな視点を持つ人は、ここにピュアな気持ちで疑問を持ちます。


セルフトークをマネージすることが無駄だと言ってるのではありません。

非常に重要であり、未来が変わってきます。

人間のネガティブな感情をポジティブで塗りつぶして消し去ることは出来ないということ。

現状の外に移行するのですから、思うようにいかないことは起きます。

そのことに対する耐性など出来ていませんので、「なんでなんだよ!」と感情が出ます。

体感して味わい、感情の波打ちにグラグラしながらも、そんな自分も自分だと受け入れて、

在り方という指針に戻れた時に、一つの耐性が出来て、

人間力が深みを増して、また一つ「ドシッ」と構えられます。


結局、セルフトークをマネージしながらも、そういった人間らしい味わいを経ることによって、

クライアントの抽象度で巻き起こる臨場感を理解しつつも、決してそこに同調することなく、

ちょっと上の抽象度へ降り、クライアントに臨場感を感じて頂きながら、

抽象度の高いところへ導けたり、同じ抽象度階層でも拡がりを見せたりするんです。


理論を学ぶだけだと臨場感体験が乏しいので、LUBを取ることの感覚が掴めずに、

下手すると自分がセッションすることに対する自信が持てないかもしれません。

抽象度が低いことへの感受性も乏しいので、自らの情報発信を生み出すのが苦手です。

そういった意味でも、コーチ自身がコーチングを体現することが仕事ですね。

最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。


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