現世利益の魅力を感じなかったかい?

自分の中の不都合に思える事実を否定して、観えないように押し込めて隠す。
ゴール側へ「場」が動いて行かないのは、主に上記が原因です。
わかっちゃいるけど、向き合いたくないから隠して取り繕うんです。
「私はコーチング理論をより深く学びたいのであって、日々自分の生活に役に立つし、
クライアントとコーチングセッションをすることだけが重要ではなく、依頼があればやる」
「コーチングで稼ぐということに拘ってるわけではないし、そういうのは利他じゃない」
「煩悩にまみれることは醜いので、私はコーチとして抽象度の高い思考を継続する」
もし、コーチングの情報を知っていくにあたり、
初心から上記のような在り方で居たいと考え、その為に学び続けているのであれば、
在り方通りのセルフトークと学びの継続で、「それでいいじゃない」という話です。
「コーチングとお金」とか「クライアントがいない」なんて情報を目にしても、
重要性が低いので、意にも介さないということです。
ところが!
私の所感としては、コーチングの情報を知っていくにあたり、
「うぉぉ!この理論でクライアントの現状の外のゴール達成に貢献できるー!」
そんな相手への提供価値として凄い理論に出会っちゃったという想いの他に、
「これでコーチング契約を締結すれば稼げるし、自分の理想の生活を手に入れられるかも!」
そんな凄い現世利益に対する魅力をビシバシ感じた人も多くいるはずなんです。
そして認定コーチになるべく受講を決意した。。。
ところが、どうしてもクライアントから選ばれないイコールお金も稼げない。
先ほどの現世利益の側面を叶えるストーリーが、ガラガラと崩れていく。
そんな事実が、コーチという立場の自分にとって不都合に思えるので、
「私はコーチング理論をより深く学びたいのであって、日々自分の生活に役に立つし、
クライアントとコーチングセッションをすることだけが重要ではなく、依頼があればやる」
「コーチングで稼ぐということに拘ってるわけではないし、そういうのは利他じゃない」
「煩悩にまみれることは醜いので、私はコーチとして抽象度の高い思考を継続する」
そんなスタイルをアピールして、初心に感じた現世利益の魅力を否定して押し込めて隠す。
本来の自分ではないセルフトークを繰り返し続け、
クライアントがいなくて稼げない状態を臨場感高く体感する。
本心と向き合わずに、「そんなんじゃないもん」と無理して取り繕ってる。
そんなもんだから、
「コーチングとお金」とか「クライアントがいない」なんて情報を目にしたら、
重要性が高いから、認知的不協和がにじみ出て過剰に反応しちゃう。
コーチング理論で学んだはずですが、その通りの世界が目の前に映し出され続けますね。
一切「場」が動くことなく、いつしかコーチングの宣伝が主流になるか、発信が途絶える。
重要性が高いのですから「それでいいじゃない」とは言えません。
「いや、私はコーチングを学んでいく内に、稼ぐとかセッションに拘らない在り方に変化した」
なぜ変化したのかわかりませんが、本当にそうなら「それでいいじゃない」って話だし、
このブログの内容なんて、重要性が低いので読まなくてもいいくらいです。
いいですか、本心に嘘ついて生きるのがイヤなのがコーチです。
だって、クライアントが「自分はどうしたいか?」に正直になって、
そのエフィカシーを上げることがコーチの役割だから。
「パッと始めたら、パッと軌道に乗るか?」
素人が起業して軽く軌道に乗ればいいのですが、そうでなかった場合どうするか?
どうしても稼ぎたいから没頭していろいろやってみたり、
どうしても稼ぎたいから誰かに教わってみたりして切り開き続けるのです。
もちろん、本心を押し込めて隠してたら何をしても軌道に乗ることはありません。
本当はコーチングで稼ぎたいのだったら、稼ぎたい想いで取り組み実現する。
「いや、それだと利他じゃない」とか言ってるのであれば、他で圧倒的に稼げば良い。
でも本心はコーチングを知った時の現世利益の魅力がこびりついているので、
他で圧倒的に稼ぐイメージと臨場感が湧いてこないのではないですか?
それだと、利他で理論武装してるだけであり、本心を隠しているのと同じです。
私もその感じがありますが、「コーチングで稼ぐ系」の情報を推している人は、
稼ぎたい本心を隠しているコーチがたくさん居ることを知っていて、
その認知的不協和を突いて、反応的にさせる言い回しでマーケティングしてるだけです。
自分でとことんやってみて、どうしたらいいかわかんなくなったときに、
そういった情報を正直な本心で、どのように捉えるか?が分かれ目です。
いろんな考えがありますが、
コーチングによってクライアントのゴール達成をサポートしたいのは根底にあると思います。
そのためにも、どんな自分にも向き合って受け入れたうえで、在り方を実践することです。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。
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