何に寄り添い何に寄り添わないのか?

実家に帰省していて、そんなに友達に会うタイプでもないのですが
ゼロではないので、何人か会っています。
久しぶりで「何話そうか?」なんて考えなくても、全然大丈夫でした。
何年も会ってない友だちも、今は実家暮らしのバンドメンバーも
リアルで会って話したり、所作を意識的に眺めていると気づくことがあります。
みんな自分の中で「これは自分にとって重い・・・」というものを背負って生きているなと。
そうなっている自分を受け入れられずにバランスを崩している場合もあり
そうなってキツイこともあるが、受け入れて進んでる場合もありました。
どちらも捉え方と言えば捉え方なのですが、多くの人が「重い現状」を抱えています。
「重い現状」は「心」だけでなく「身」もですので、健康にも注意して頂きたいのですが
「心」の方は、その人の気持ちに寄り添うことって非常に重要です。
「心」の影響が、ものすごい勢いで「身」にダイレクトアタックすることもあるでしょう。
気持ちに寄り添います。
「お辛いことでしょう」「イヤになっちゃいますよね」などなど
「重い現状」が覆い被さってるような、怒涛の波打ちマインドは理解する。
「辛い」って言ってるんだから「お辛いことでしょう」ということ。
もちろん、こちら側が「重い現状」の臨場感に同調してズブズブと沈み込んでは
マインドの使い方を学んだつもりでも、こちらのマインドも沈みます。
「寄り添う」と「同調する」は注意してください。
そして「どうして、いつもこんな辛いことが襲ってくるんでしょうね?」
マインドの悲壮感漂う人は、こんな捉え方をしているでしょう。
ここは寄り添わないんですね。
「こんな辛いこと」と捉えるマインドで生き続けているので
いつもこんな辛いことが起こることに重要性が高く、そんな世界が映し出されてるんです。
事実、本当は全て幻想なんです。
幻想を勝手に「辛い」と捉えているだけなんです。
それは、過去に夢見たことを「やっぱり無理」と自ら諦めたときの情動か?
理不尽に「それをやってはいけない」と強く禁止された時の情動か?
そういった過去の受け入れた経験の蓄積による自我が、現状の捉え方を変えてるんです。
ですから、「気持ち」に寄り添っても「事実」には寄り添わないんです。
冷たい人ということではなく、先を照らしてるんです。
「事実」にも寄り添ったら、本人は「そうですよね!いつも辛いこと起こりますよね!」と
幻想を「負」と捉えてる現状を肯定してしまうからです。
現状の「負」を肯定すると、それが「現状維持」になりますので、
「どうせ自分は辛い状態」がコンフォートゾーンになります。
「辛い状態」が心地よいというか、「もっと素晴らしい世界」へ踏み出すのが恐怖になります。
「自分が本当に素晴らしいと感じている世界」も幻想であり
「こんな辛い思いをしなくてはならない世界」も幻想なのですから
まずは、これを理解するところからです。
今、現実世界で、一瞬で全財産がゼロになったとしても、
「このままでは、支払えなくて家を失って破産して浮浪者みたいな生活をして・・」と
勝手に、どんどん「負」の未来のイメージに突き刺さるような臨場感を感じ始めて
「心」が、ぎゅぅぅぅっとなりますが、「勝手に幻想にやられているだけ」です。
「まぁ、何とかなるでしょ!」と本気で捉えていたら
1ミリも「心」がぎゅぅぅぅっとならないわけです。
なにせ、どちらも幻想ですから!
まずは、
この「心」のぎゅぅぅぅっは、幻想だと言い聞かせる。
この「心」のぎゅぅぅぅっは、自分の階層が上がるイベントとして「感謝」するんです。
そこで、「自分はどうしたいのか?」
この「こうしたい!」という幻想に向かう力を「ジワっ」取り戻していく。
このプロセスを実践しても、いきなりできません。
アファメーションのように、このプロセスを繰り返すんです。
そして、実際に「こうしたい!」に動き出すんです。
本気で動き出したい!
しかし、人には心理的盲点があり、効果的に進めない場合があります。
そのためのコーチングだということです。
現状で決めちゃってる人の気持ちには寄り添いますが、
「じゃあ、現状のままで」という選択には「現状の外でも大丈夫ですよ」と
臨場感高く導きます。
「あれ?現状の外でも大丈夫じゃん!」という状態になるということは
「やりたいからやる人」になります。
やりたいからやらなきゃ、実現しないんです。
設定して、それが本当のゴールなら達成しちゃう未来を生き続けるんです。
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