無意識レベルだから厄介

昨日のブログは、
他の大勢のコーチと同じような教科書通りの情報発信しかできないうちは
クライアントの本気度に響かないという内容でした。
今日は、クライアントに響かないもう一つの大きなテーマについて
コーチングセッションの料金を頂くことに対して
正直になってみると、実は心に歯止めがかかっているコーチは多いです。
「誰にも言えないけど自分かも」と思ったコーチへの話になります。
もしかしたら、その心の歯止めを外すことができないことを
「利他的じゃない」とか「抽象度が低い」なんて言葉で
自分に言い聞かせているコーチもいることを所感として感じます。
心の歯止めを「利他的じゃない」とか「抽象度が低い」なんて言葉で
理論武装しているコーチは、実は相手に対して「愛」がありません。
「愛」が無いのでプロとしてコーチングできてないんです。
相手に対して「愛」が無いだけでなく
実は自分に対して「愛」が無いのです。
痛いところを突くようですが、理論武装してるなんて「自信」が無いんです。
「自信=エフィカシーが無い」ので、自分を愛してないんです。
「コーチは直接売り込みをしない」という歯止めがあります。
「ピンポーン」とコーチから直接相手のスペースに上がり込み
自分のコーチングを購入してもらうようにお願いベースで買ってもらう。
ラポールも何もない、こういったコーチ活動は導く以前の話なのは知っているはずです。
では、相手に何かしらの価値を与えて、相手のマインドに響くことによって
相手から「自分のゴールをサポートしてほしい」と依頼して頂くこと。
これはラポールが築けていて、お互いの本気が循環します。
「何かしらの価値」というのは、ブログやメルマガなど情報発信が響くかもしれないし
直接会う機会があって、セッションしてたら「あっこの人だ!」と響くかもしれない
そのためにも「愛」が必要なんですけどね。
これらの「自分からピンポーン」も「相手から依頼を受ける」も
「料金を頂く」というプロセスになるので「セールス」と解釈してもおかしくありません。
クライアントに選ばれないコーチは、この「セールス」を「利己的」として
対義語である「利他」を用いて理論武装するので、「愛」無く現状に留まります。
「相手から依頼を受ける→料金を頂く」これを「利己的なセールス」ではなく
「利他的な愛あるセールス」という感覚に内部表現を書き換えるんです。
それには、コーチ活動のすべてに「愛」の波動が放たれているということですし、
今まで、様々な局面で「愛する」情動を感じてきたはずですので
その情動を「これからのコーチ活動の記憶」として応用できます。
コーチングを実践している自分の中で向き合う、どんな自分も愛してあげて
心から「自分ってすごく価値あるわー」と、存在だけでハイエフィカシーになり、
それが、様々な発信を通じて「相手への愛」として波及することで
ラポールが築けて、相手から依頼を受ける。
ハイエフィカシーだから、お金というクライアントの本気のエネルギーを堂々と受け取る。
ハイエフィカシーエネルギーとお金を支払うという本気のエネルギーが循環する。
それで、クライアントは本気で現状の外のゴールにグングン進んでいくんです。
無料や安価では、エネルギーが足りないから「お悩み相談→スッキリ」で終わるんです。
理論武装とか強がることもなく
「なんとなくお金を頂くことに対して気が引ける」というコーチも
自分をどんどん愛して、どんどん現状の外へ踏み出し続けると
やがてエフィカシーと共に、心の歯止めが外れます。
その為のコーチのサポートがあれば、より早いということです。
心の歯止めを外さないうちは、
逆にクライアントとコーチング契約を締結しない方がいいと言うコーチもいます。
心の歯止めがある状態の臨場感が高いので、その世界が映し出されます。
その状態でコーチング契約してセッションしていても
コンフォートゾーンが歯止めが掛かっている状態なので
いずれ、元に戻るような強烈な向き合うイベントが発生します。
それが、クライアントのためになってないとも言えるからです。
こう考えると、コーチは心の歯止めを外すことが非常に重要です。
心の歯止めを外すことに重要性を感じ始めたなら
注目してほしいのは、心の歯止めがかかっていたコーチが歯止めを外したきっかけは
心の歯止めが外れている人と接したからという理由がほとんどです。
一人で外れない状態が続いて、それでも本気で外してプロコーチになりたいなら
会いに来るというRASが開くと思います。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。
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