コーチングだけ自身があっても・・・

久しぶりにバンドでスタジオ入りました。
今回はメインでやっているバンドではないので
頼まれて加入して、他のメンバーが作った曲を弾いているのですが
それでも爆音の中に溶け込んでいくように身体が躍動します。
楽しく演奏するための趣味的活動ですので
第一に自分たちが楽しいことが大前提で
今はなかなか難しいけどライブで披露して
見に来てくれたオーディエンスに価値を提供して楽しんでいただく。
誰しもあるであろう趣味の一つで、とても重要なことなのですが、
自分で言うのもどうかしてる話なのですが、
ライブパフォーマンスと演奏に自信があるんです。
ただ楽しくライブしたら
毎回「素晴らしいパフォーマンスだった」と言われますし
簡単な曲を「こんな感じ」と一回だけ見て演奏してみたら、
いい感じに出来ちゃって他のメンバーに驚かれたりとか。
そんな努力して出来上がったものではないんです。
人それぞれある「才能」ってこんな感じだと思います。
この才能があって価値を提供すれば、それで食えるようになるのではないか?
才能を発揮して天職とするようなゴール設定ですね。
私は、高校卒業して上京した当時、このゴール設定をしなかったんです。
当時からライブパフォーマンスと演奏には自信がありましたし
同級生で組んだバンドで曲も気に入ってたし、やってて楽しかった。
ただ、一般的にヒットソングになるような曲ではなかったのです。
ただ、楽しくバンド活動したかったのです。
思い出作りで自主制作によるCDを1000枚リリースして、
CDショップに流通だけ業者に依頼したら、
タワレコで話題になって、あっという間に完売しました。
自主制作なので売り上げからの粗利が半端じゃなく入って
当時の貧乏バンドマンにとって、なかなかの収入になりましたが、
とはいえ、インディーズで1000枚、増販しましたがそれも含めて1500枚。
ノンプロモーションの割には良い販売枚数ですが有名になれるレベルではありません。
それで「有名になれるかも!」とは一切思わずにやりたいようにやりました。
第一に「売れたい!」というゴールを設定しなければ、何にもなりませんが、
自分だけライブパフォーマンスと演奏に自信があるだけでは足りないんです。
「売れなくてもいい」がコンフォートゾーンなので、すぐ元に戻ります。
それでも楽しく続けられてるので、それでいいと思っています。
自信のあるコンテンツが、人それぞれあるはずなんです。
ライブパフォーマンスと演奏が素晴らしいコンテンツだとしても
曲が一般的に良くないと多くの人に求められません。
曲が良くても、多くの人の目につく発信をしないと稼ぐに至らない可能性が高い。
売れてないけどカッコイイミュージシャンが多いのはそういうことです。
「自分はコーチングの才能がある」と自信があっても、
誰も知ることなく価値を感じなければ、プロになることは出来ませんし、
自身の経験などから「こんな分野の人をコーチングできます!」と謳っても、
その対象者に求められるのか?対象者にとって適正な価格か?などが重要になります。
適正な価格などコーチが決めることなので安くしなくてもよいですが、
例えば所持金額が少ない人が対象者としたコンテンツの場合、
「それでもコーチング受けたい」と思わせるだけの提供価値があるか?
コーチとして、何か「おっ!」と感じて頂くコンテンツが無かったら
コーチングに興味のある人は、他に「おっ!」と感じた人か、
コーチとして有名な人に依頼しに行くでしょう。
コーチとして自信がある以外の何かしらのコンテンツ。
それも対象者のニーズとマッチするために才能や個性を掛け合わせる。
且つ、自分がやりたいことでなければ続かないという一面もあります。
チョロっとした情報発信や、一つの才能だけでは届かない可能性もあるんです。
そういった意味では、最初から一人でコーチ活動をして
独り立ちするって、至難の業である可能性は高いんです。
まずは、一人でやってみて行き詰った人でも、
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