成果はシグモイド曲線だけどやりたいからやる!

努力していく中で、どのように成果が出ていくのかを
「シグモイド曲線」を用いて解説しているのってよくありますよね。
知らない人で興味があれば「シグモイド曲線」でググってみればいいです。
まぁ、我々コーチングを学んできたものからすれば、
「本当にやりたいこと」なので、思わずやっちゃうような
努力と言っていいのか疑わしいものなのですが、
成果が物理で感じられる流れを表すのに最適だと思います。
この取り組みの成果を「シグモイド曲線」で例えているのを知ってても
ゴールに向かって取り組んでて成果を感じられない期間は
「本当にやり方が合ってるのか?」と疑問符を投げつけながら進んでることが多いです。
実際私は、「これで本当にうまく進んでるのか?」と何度思ったかわかりません。
自分が提供できるコーチングに自信があったり
それを活かしたゴール設定をしている人もたくさんいることでしょう。
それなら「自分こんな素晴らしいコーチングが提供できるんですけど!」と
一軒一軒ピンポン押して外回りの営業をすればいいのか?
片っ端から営業メール送って「是非お願いします!」と頭を下げるのか?
ご存じのとおり、「コーチは営業しない」があります。
「へへへ、購入してくださいよ~あれも特典つけちゃいますから~」
「う~んしょうがないな。今回だけだよ」みたいな成約じゃないんですね。
「しょうがないな」という状態の人に「君ならできる」と言っても
まるで効果があると思えませんよね。
クライアントさんにコーチングの価値を感じて頂き
「コーチングを受けたい」と依頼されてこその
「君ならできる」の本格スタートになります。
このために必要なものは何でしょうか?
当然皆さんご存じ「ラポール」です。
クライアントさんとラポールを築くのです。
コーチングには自信がある。
ラポールについても学んでいる。
しかし直接こちらからピンポン押して会いに行ったわけでないのに
会ったこともない知らない人とどうやってラポールを築けというのだ!
コーチングスキルマニアの人には申し訳ないですが
今回のラポールを築くって直接施術するような「技」ではないです。
スキルを意識的に有してなくてもラポールが築かれたチームってありますもんね。
そんなチームって地道なラポール形成の結果だと思います。
「へー、なんかこの人に興味あるなー」と思う情報発信ってあると思うんですよね。
それが1回見ただけで、「ビビッ」と来ちゃうタイミングかもしれませんし
気になる情報発信があって、その人が気になり始めて、
その後も何度も気になる発信を受信し続けると、
どこかのタイミングで「この人に会ってみたい」というタイミングが来る。
この時点でかなりのラポールが築けていますよね。
何に「ビビッ」と来たのかというと
情報発信者ならではの言葉から醸し出される臨場感が
情報受信側の「場」を包み込んだと言っていいでしょう。
「ならでは」っていうのと「利己的ではない」というのがポイントです。
習い事のコピーだと「ならでは」にならず臨場感が無いので
そういった書籍を買って読んだ方が受け取れるものが大きく
とても読み手とラポールは築けません。
更新されてないSNSアカウントのように
ある日を境にピタッと止まっていたら読まれる可能性は減ります。
やはり自分の「生き様」があってこその言葉が必要で
そのためには、自ら現状の外に踏み出し続けることで
感じたまま溢れ出し、それが情報発信に宿ります。
学んだら終わりではなく
そこから始まりコーチングを体現して苦楽を味わうことによる
臨場感高い情報発信をすること。
それを成果を感じられない期間も続けること。
知識の披露だけの場にならないことが重要です。
学んだことを毎日自らのゴールに活かし苦楽を味わいながら
そのことを情報発信として届け続けるということ。
これは、本当にやりたいことを思わずやっているということなので
努力や根性ではないのですが、時間を作り取り組むということです。
シグモイド曲線ということを理解して成果を感じられない期間が続いても
根気よく実践することが必要になります。
ラポールを築くって
一朝一夕で実現するものではない「信用残高」っぽい築き方もあり
この築き方は、本当にやりたいと強く思っているからできることです。
本当にやりたいことでなければ、いずれ辛くなります。
まずは、本当にコーチングがしたいのか?を止観する。
そして、シグモイド曲線のような成果の表れを受け入れる。
コーチとしての生き様を臨場感高く発信し続ける。
素晴らしいコーチはたくさんいる訳ですので
多くのクライアントさんとラポールを築いてゴールへ導くことで
素晴らしい人生を生きる人が相乗効果的に増えるといいな!
最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
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