
未来から時間が流れる
2003年にCDリリースした、自分たちのバンドの曲の歌詞がふと頭に浮かんだ。
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stay derision ! I can't stop derision so I don't wanna see your crying days ~自嘲をやめられないけど、あなたの悲しい日々を見たくないから~ -・-・-
他のメンバーが書いた歌詞だけど、よく考えるといいなこれ。
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当時、20代前半だったので、まだまだ若かったけど、
今の抽象度で捉えると、コーチングに通じるなと思ったんですよね。
今なら、笑顔溢れる日々を送って頂くために、
「マインドの使い方」という無形の形でお渡しすることが出来る。
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自分に対しても、他人に対しても
嘲笑するということは、自尊心を下げているということになります。
「自分(他人)が、良い生き様ではない」ということを、
「セルフトーク」としてマインドに刷り込んでいるということですからね。
他人を嘲笑しても、脳は誰に向けて言ったというのは関係なく、
「嘲笑うような自分」という自尊心に繋がります。
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嘲笑を言葉に発しても、頭の中で思ったとしても刷り込まれます。
「セルフトーク=自分の中での自問自答」は、一日に何万回と行われます。
「どうせ」「無理だ」など、嘲笑うようなセルフトークを繰り返すのと、
「自分はできる」「あなたは素晴らしい」など、与えるセルフトークを繰り返すのでは、
マインドに与える影響に歴然とした差が出ます。
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「それでも、自嘲をやめられないんだ!」と
最初の歌詞のような思いの人はいるのではないでしょうか?
ポイントは「設定したゴールから時間は流れてくる」ということ。
「常に未来の方向を向こうぜ!」ということですね。
解説していきます。
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自分(他人)の自己評価や自尊心は、過去からの基準で決定していませんか?
過去から培った価値基準を満たしてないように感じて自嘲(他人を嘲笑)している。
だから未来は「crying days」だ、というのは確実ではありません。
過去から培った価値基準を満たす、満たしてないは、未来に関係ないのです。
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現状の外にゴールを設定して、ゴール側の価値基準を満たしてる自分を見据える。
その見据えた自分(未来)から、時間が流れて今があるので、
ただ、「見据えた自分になれるという自己評価の自分」が「今」なのです。
自己を「見据えた自分になれる」と評価していることが、ゴール達成に繋がりますからね。
その「今」が過去に流れていくだけです。
だから過去基準の自己評価や自尊心は必要ありません。
「今」が「どうせ俺なんて無理という自分」なら、
「ゴール基準を満たした自分」という未来から流れてきた「今」の選択とは言い難いです。
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他人の評価に関しても、「その人の未来」が基準なので、
あなたがあなたの基準で他人を嘲笑う理由はありません。
他人が「その人の未来」に向かってアクションしているところを、
あなたの基準で嘲笑うということは、「ドリームキラー」になっているということです。
「その人の未来」に向かってアクションした結果、
その人が大成功をすることだってありますからね。
世界的成功を収めた人も、初めはみんなに笑われたという話がよくあります。
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最後に注意点としては、「自嘲してしまう自分も大好き」ということです。
自嘲は必要ないと言われても、してしまう自分も自分であり、
未来を見据えて、自己評価が高い自分も自分です。
どちらの自分も大好きなので、どちらでも良いのですが、
「自分のゴールを達成する未来」から時間が流れて後者を選ぶということです。
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「自分は嘲笑う人間であってはならない」というマインドだと、
「嘲笑っちゃダメなんだ」というリラックスしてない状態になります。
いざ自嘲したら「またやってしまった」とネガティブに捉えて、
通常時とやってしまった時の行ったり来たりで、マインドが安定しません。
どんな自分も大好きで、ゴール達成する未来から自由に選択するだけです。
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未来を見据えて、そのための自己評価を上げる。
コーチは、誰よりもそのサポートをします。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

