
ゴール達成は当然だもんね!
予想よりはるかに良い結果になって
「えっ!いいんですか?」と言ってしまうような場面。
逆に結果が悪いことに直面して
「やっぱダメですよね・・・」と言ってしまうような場面。
あるのではないでしょうか?
こういうのを繰り返すのって「一喜一憂」って言うんですよね。
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自分の現状の外に設定したゴールにおいては、
いつも良い結果で進み続けたいものです。
「そんなこと言っても、いつも良い結果なわけないじゃん!」
という声が聴こえてきそうです。
「だって、ゴールに向かっていろいろやってみたけど、うまくいかないこともあったよ」
という経験談も聴こえてきそうです。
「そうなんだー、うまくいかないのって怖いなー」
というリアクションも聴こえてきそうです。
実際のところどうなのでしょうか?
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人それぞれ人生ですから、様々な出来事が発生します。
その出来事に直面したとき、どのような情動になったか?
この情動も、人それぞれです。
ギャルを見て、「かわいい!好きな顔!」と思う人もいれば、
「ケバい!嫌いな顔!」と思う人もいますものね。
この情動記憶が、人それぞれの「これはこういうものだ」という思い込みになります。
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この思い込みは、自分にとって「重要」ということです。
脳の機能として「重要と思っているものを認識できる」という特性があります。
何気なくテレビを見ていて、
テレビCMで、自分の好きな俳優が出演していたら、
ちょい役でも「おっ!〇〇だ!」と認識しますが、
その俳優に興味のない人にとっては、
何気なく見たテレビCMの一場面くらいしか認識しません。
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何かをやってみて、結果が悪かった経験をしたときに、
「うまくいかなかった」という情動になったことがあるのではないでしょうか?
それも情動記憶として「結果が悪いのは、うまくいかなかったということ」と思い込みます。
だからゴールに向かって進んでみて、結果が悪い状況に直面したとき、
「うまくいかなかった」と考え、「残念!悔しい!」と思うのです。
「えっ!だってそうじゃん!うまくいかなかったってことじゃん!」
という声が聴こえてきそうですので、解説致します。
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自分にとって、心から本当にやりたいゴールにおいては、
「自分が達成したいんだから、達成するに決まっているもん」という、
一見わがまま小僧のような感覚がゴールへの視野を広げます。
まだ方法がわからない時点であってもです。
そんなわがままゴール設定を許可しても良いのです。
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「こいつコーチのくせに何言ってんだ!」と思われそうですが、
そんな状態でゴール達成に邁進して調子よく進んだら、
「そりゃ当然だよね」と思うでしょうし、
「もっとすごいゴールないかな?」なんて余裕もできるのです。
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逆に、何か思惑と違う状態に直面したら、
達成するのは当たり前だと思っているので、
「あれ?どこを修正すれば、また達成に進むんだろう?」と考えて、
修正箇所の重要性が高くなるので、そのうち認識できます。
「当然達成するんだから、修正箇所が判明するに決まってるよね」ってことで、
修正してまた進むので、思惑と違う状態を「ただの達成するためのイベント」と捉えるのです。
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だから、達成して嬉しかったり楽しかったりするのは当然味わうわけですし、
達成する前から、次のゴールが見えている訳ですので、また進んでいくのです。
これは、「自己のゴールに対する自己能力の自己評価」が高いということです。
「自己のゴールに対する自己能力の自己評価」を「エフィカシー」といいますので、
ゴール達成は、エフィカシーが高いと達成できるということになります。
ここを理解すると良いでしょう。
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エフィカシーが高いと、
予想よりはるかに良い結果になっても
「えっ!いいんですか?」なんて思わないし、
逆に結果が悪いことに直面して
「やっぱダメですよね・・・」などと思わないのです。
「えっ!いいんですか?」は、ゴール側のコンフォートゾーンに移行してないってことだし、
「やっぱダメですよね・・・」は、思い込みによって、ゴールへの行動の視野が遮られています。
この謙虚っぽいマインドが、ゴール達成の弊害になってしまうわけです。
だから、これまでの思い込みを手放して、
無垢な子供のように「ゴール達成するもんね!」くらいのマインドを許可していいのです。
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