
水の冷たさに慣れる
現状の外に移行する際に、なかなかの踏ん切りって必要でして、
現状に留まることもあるのではないでしょうか?
現状に留まると、留まったことを理由付けして正しかったと判断して、
より強固に現状に留まるマインドが形成される可能性が高いです。
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脳の機能として、現状に留まる=いつものように生きられるという、
生命維持としては有能な機能がありますので、
現状の外に行こうとすると、脳が「えっ!それやったことない!危ない!」と反応し、
「それをやらない理由」を見事に創り上げます。見事なのです。
脳の機能なので、誰しもありますから、自分だけと悲しまないでください。
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でも、よく考えたら現状を越えながら生きてきたとも言えます。
生まれてしばらくは、親はじめ、様々な人に依存するしかなかった状態から、
クリティカルエイジ的に覚えていくような時期もありながら、
その時期を過ぎても、やってないことをやってきたはずです。
「やってみて、コツを掴んで、当たり前になった」この感覚に注目しましょう。
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例えば、泳いだこともないのにプールの授業があって、
いきなりプールに「ザブン!」と入ると、
体が水温に慣れてないから、心臓に負担がかかるので、
ちょっとずつ体に水を掛けながら水温に慣れてきて入ると、
なんというか冷たさも感じなくなるような当たり前感。
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泳ぐと言っても泳いだことないから、
最初は水面に顔を付けて「ブクブク」とかやってみて、
「潜る」ということに慣れてから、
水面に顔を付けた状態で、足を離して体全体が浮くという感覚を知り、
その状態で、足をバタバタさせると前に進んでいくというのを実感。
あとは、クロールとか息継ぎとかの動きを見よう見まねでやってみて、
25mとか泳げるようになって、泳ぐが当たり前になる。
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その前に怖くて水面に顔を付けられないとか、
泳げない子たちもいることは確かですが、
「やってみて、コツを掴んで、当たり前になった」 の感覚や情動は経験してます。
結局、現状の外に移行するのも、最初の水の冷たさに挫折しないで、
ちょっとずつ冷たさに慣れると、当たり前になるよというように、
この感覚、情動を「自分のやりたいこと」のための行動に活かせばよいのですが、
この水泳の例も、例えば学生生活が終わって就職という「やったことないこと」も、
「みんなやってるから自分もやってみようと思う」という動機があります。
「一番人気商品!」とか「松竹梅の竹(真ん中)を選ぶ」という選択する人多いですよね。
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「みんなやってるから」というのは、動機として安心材料なのですが、
「みんなやってることで自分がやったことないこと」も、
「自分がやりたいことで自分がやったことないこと」も、
その後のマインドの成長によって結果が左右されるということです。
しかも、「自分がやりたいことで自分がやったことないこと」に進むと、
その時点でのコンフォートゾーンの人と縁起が繋がります。
「一人ではない」ということです。
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まずは少しづつでも現状の外に移行してる実感を得つつ生活してみてください。
一か月前では考えられないようなことを、いま普通にやってる。
最初は、ほんの小さいことでも、サラッとできちゃうことでも良いです。
そして、「やってみて、コツを掴んで、当たり前になった」 の感覚や情動を味わい、
自分のやりたいことの現状の外へ雪だるま式に加速していければ、
素晴らしい世界に移行していき、ゴールを達成し続けて、
「あの時からしたら信じられない人生だ」と感慨深く思うでしょう。
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脳の機能は強力であることは確かです。
そんな未来をコーチがサポートできます。
「少し前では考えられないことをやっている」を継続してるか?
継続ですよ!一回ではないです。
これを日々振り返って、ゴールも日々更新すると加速しますよ。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

