
良い情動を未来へ送る
友だちのミュージシャンが「TikTok」に曲などを投稿しているとのことで、以前から何気なくいろいろ見てたのですが、他の動画を無意識レベルで閲覧するのは「緊急でも重要でもない」無駄な時間だなと思い始めて見てなかったのですが、今日ホント何気なく誰かの動画を見てました。
興味のない動画を、親指をシュッと上にスワイプして飛ばしてたら、飛ばした動画に出ていた人が一瞬見えて「ん?」と引っ掛かって、その動画に戻してみました。
「あっ!やっぱり!」
そこに映っていた人は、私が前職でマネージャーやってた店にアルバイトで入ってきて一緒に仕事した仲間でした。
確か2013年ごろだったと思うので、ずいぶん昔ですし、彼は高校生だったかくらいの年齢だったと思います。
最初こそ新人感を出していましたが、持ち前の明るさで皆に溶け込み、12月の大商戦に全員一丸となって相乗効果を発揮している最中に、彼も巻き込まれて覚醒し、めっちゃ売り上げを伸ばす戦力に化けたので、大変助かったことを憶えています。
その業界の人に「この規模の店でこのくらいの売り上げを出した」というと、悪いことでもしているのでは?と疑われるくらいの実績を叩き出したのは、いい思い出です。
そんな過去の栄光は関係ないですが、あの時の皆が一丸となって取り組んだ中での、ものすごい相乗効果を感じる熱い情動の体感は、未来への贈り物だなと感じています。
-・-・-
そのチャンネルを調べると、多くの動画がアップされていて、彼の友達数人と一緒に活動していました。
どの動画も、けっこうおもしろいし、その中で彼は中心的役割を担っていました。
驚いたのは、そのフォロワー数。
68万人以上のフォロワー数のチャンネルになっています。
芸能人がやってるチャンネルじゃないのに、この数字はおそるべきTikTokバズりです。
TikTokで人気の人たちとコラボとかしちゃってるくらいです。
「へー!すげーなあいつ!」と感心しながら、自分のことのように嬉しいと感じました。
男らしい性格と、かなり運動神経が良く、お店の前を通る小学生なんかにも気さくに声をかけて面白がらせるセンスも持ち合わせていたので、「バズるようなことになってもおかしくない人だな」と思います。
-・-・-
ゴールを設定して、ゴール達成した時のイメージを深めていき、そのイメージの世界に臨場感を感じて、現状の臨場感に勝るとゴール側のコンフォートゾーンに移行します。
実際に体感したことのない情報空間の世界に臨場感を感じるというのは、かなり難しいように感じるかもしれませんが、ここで役立つのは過去に味わった良い情動です。
嬉しい、楽しい、気持ちいい、誇らしい、清々しい、そんな情動を未来のイメージの世界に用いるために、良い情動記憶を味わうことに重要性を感じて生活してみましょう。
彼と仕事して味わった、相乗効果の渦に巻き込まれたような、心から湧き上がるあの素晴らしい情動記憶が、今のTikTokでの活動に役立っているだろうと思います。
彼自身実感として「あのときの情動記憶が・・・」と思っている訳ではないですが、無意識に良い情動に溢れた生活を送るマインドになっているでしょう。
様々な人に良い影響を与えられるって素晴らしいことだと思います。
私のコーチングは、上記のような情動記憶を基軸としています。
クライアントの内側にある情動記憶に気づいて頂き、ゴール側のコンフォートゾーンに移行し続けるマインドを手に入れることができるでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
-・-・-