思いっきり楽しむのに邪魔な情動を手放す

過去の楽しい情動を未来へ持ってくる

「高円寺」に行ってきました。

高円寺駅前とかではなく、「寺」です。

若いころは、まぁ1か月に何回もライブしてましたし、そこでの友達も多かったわけで、活動拠点ともいえる街でした。

しかも、私はいろんな「場」に赴いてパワーを感じに行くのが好きなのに、「高円寺」に行ったことはない・・・というとウソになってしまいますが、それは、若いころの年越しの日にベロンベロンに酔っぱらいながら友達と行ったことがあります。

高円寺の街にも、パンクロック好きなモヒカンや鋲ジャンの人たちがホントに減ったなーと思います。

ですから、まともな精神状態で行ったことないことに気づき、ウォーキングがてら行ってきました。

そんなに広いわけでもないですが、配置、木、花、静けさなど、こんなに素敵な場所が、こんなに近くにあったことに今頃気づくなんて、やっぱり慣れている場所というのは、過去の記憶の写像でしかなく、「いま、新たに見ている」と脳が騙しているという認識でしかないのだなというのがわかります。

聞いたことある人もいると思いますが、「自分が普段使っている腕時計の数字と針のデザインを書いてください」と言われても、書ける人がぜんぜん居ないというワークがあります。

結局、過去の記憶で見た気になっているだけで、購入の際に重要なデザインよりも「今何時か?」が重要度が高いので、それしか認識できないのです。

だから身近な物事ほど気づきにくいことはたくさんあります。

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あのころは、バンド活動や、友達との楽しい思い出など、いろいろあったなーと振り返りつつ、ウォーキングを終え、そのまま車で出かけました。

所用を済ませて、帰る道を走行していたら、「そういえば、こっちに行くと下北沢方面だな」と思い当たり、ちょっとそっちの方走って、ぐるっと回って帰ることにしました。

高円寺で、バンバンライブとかやっていたころ、下北沢と三軒茶屋の中間くらいのところに住んでて、さっき高円寺の懐かしい思い出を回想したのが繋がって行ってみたくなったのです。

「下北沢ってところがバンドやっている人が多い」という情報を田舎者でも聞いたことがあって、住むことを決めたんですけど、結局、高円寺のライブハウス出演が多くなっていって、下北沢は一年に一回くらいで、高円寺にばかり行ってましたけど。

下北沢や三軒茶屋なんて、センスのいいお店がたくさんあります。下北沢もあんなにアンダーグラウンドな活動を支持する人たちが集まる街っていう雰囲気があったのに、最近はものすごくオシャレになってます。

しかし、あの頃はいわゆるフリーターで、がっつりバイトして、そのバイト代を、そのころはライブにお客さん呼べるようなバンドじゃなかったけど、ライブがしたくてたまらないので、ライブハウスにノルマ代支払って月7回くらいライブやっていたので、まぁお金が無かったんですよね。

だから下北沢や三軒茶屋を何かの機会で通ってオシャレなお店を見るたびに、「あのころ、金あったらいろんな楽しみ方できただろうなー」としみじみ思います。

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しかし、ホントお金がなかったけど、お金が無くてヤバいことに恐れが無かったんですよね。

確かに住んでるくせにオシャレなお店には行けなかったし、税金が期日までに払えないということで必死で何とかしたりして大変なこともありました。

でも、やりたくてたまらないライブを存分にやって、高円寺で知り合った仲間と、お金ないながらも楽しく遊び、そこで知り合った女性と恋愛なんかもあり、お金貯めてCD出したり、全国ツアーしたり、かけがえのない経験をしたことは間違いありません。

これが、「バンドやりたいけど、お金キビしそうだから活動を制限する」とか「無理してバンドやってるけど、お金なくなったらどうしよう・・・」と恐れながら活動してたりすると、楽しいという情動は不安や諦めに覆いつくされてしまっていたでしょう。

コーチングを知り、「現状の外側にゴールを設定する」と学び、設定したつもりで、いざ行動しようと思ったときに、上記の例である「お金」だけでなく、様々な要因の不安や恐れによって、気が付くと負のエネルギーや、うまくいかない場面を想像することが支配的になる人は非常に多いと思います。

それは、自分のコンフォートゾーンの中だけで考えているからです。不安のない状態がコンフォートゾーンだというところまで移行してないので、事あるごとに不安が襲ってきます。

上記は、私が若いころの話であり、年齢を重ねて、いざ仕事を退職してコーチとして生きていきたいと決めて行動しようとした際は、様々な不安が襲ってきたことは確かです。ですから多くの人が状況によって不安や恐れを感じてしまう可能性はあるでしょう。

コーチングを受けるということは、不安のない状態にコンフォートゾーンを移行するということですので、セッションを重ねるうちに「あんなに、どうしよう、どうしよう、と恐れていたのに・・・」というように、あなたが本気であれば不安や恐れが無くなります。

私が実際そうでした。

そうなると、一気にゴールへ向かうパフォーマンスのエネルギーが良くなります。

これも、コーチングの魅力です。

「自己のゴールに対する自己能力の自己評価」において、不安や恐れはマイナス要素であり、その要素を取り除いて、多くの人がゴールを達成し続けることは世界にとって素晴らしいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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