
現状をグルグルしてないか?
私と仲が良く、よく会っている人で、「自分はとても不幸だ」と思いながら生きている人がいます。
私のことは「なんかカウンセリングみたいなことをやってる人」という認識です。
「自分は不幸だ」という自己評価を「ダメだ~・・・」という口癖と共に、ため息を吐いています。
自分の人生の器の中に「過去の体験からの低い自己評価」を、はち切れんばかりに詰め込んで、その重さを辛い思いをしながら支えて生活しています。
詰め込まれた重い過去に重要性が高いので、コーチングという言葉を隣で聞いてても、「なんかこの人、人の話聴く仕事してるってことだな」くらいの認識しかできません。
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このブログを読んでいるということは、コーチングに重要性を感じているので認識が出来ます。
または、現状の状態を「これっておかしいな?」「何とかならないのかな?」ということに目を向けていて、「ダメだ~・・・」と、その先の幸せを放棄するような精神状態ではないということかもしれません。
または、「やっぱり今のままじゃ変わらない!」「現状を飛び出そう!」と思いはするけど、「でも現状を飛び出すと生きられなくなるのではないか?」という不安を払拭するためにコーチングを学んでる人かもしれません。
または、いろいろコーチングについて学んで実践してみたけど、これ以上どうしたらいいかな?というところまで到達している人かもしれません。
または、コーチになりたくて、勉強のために気になる情報を片っ端から読んでいる人かもしれません。
「だったら直接コーチングを受けた方がいいのではないか?」「でも料金が自分の稼ぎでは支払うことが出来ない」「このコーチに任せて大丈夫なのだろうか?」という疑問が心の奥の方でグルグルするかもしれません。
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コーチングでは、「自分の中でwant toのゴール設定」「現状の外にゴールを設定する」「ゴールが先、方法は後」となります。
「私はコーチングが受けたい(want to)」
「今の現状だと、到底コーチングの料金は支払えないと思っているけど、支払うということは現状の外だから、コーチングを受けて自由な人生を生きていて楽しいというゴールを設定する」
「方法はわからないけど、楽しい人生のイメージや、その臨場感を感じて、方法が見えてくる」というゴール設定の流れであり、実際私はこの流れを経ています。
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前職の現状に違和感を感じ、おかしいな?と思った時点でコーチングに出会いました。
学んでいく内に「認定コーチになってコーチとして活躍したい!」と思ったが、今の稼ぎでは到底認定講座の料金が支払えないと思いました。
でも、どうしてもなりたくて、まずゴールを設定してイメージと臨場感を感じているうちに、ホントに料金なんて払えないと思っていたのに支払う方法が見えてきました。
現状に留まるように脳が働きかけてきたが、未来へのwant toが強く、「未来がどうなろうが、今の現状を違和感を感じながら生き続けるよりマシだ!」と決意して、前職の同僚がドリームキラーにならないように、退職することを関係ある人にしか言わず退職しました。
そして、コーチングを受けて、コーチになって今があります。
本当に設定した時点では「だってどう考えても無理でしょ」と思い込んでたのに、どうしてもなりたすぎて、方法が見えてきたときは、「いや~、やっぱ見えてくるもんなんだな・・・すごいもんだぜ」と思いました。
「このコーチからコーチングを受けるべきか?」については、様々なコーチからの発信などから、自分の重要度から「ピタッ」と認識できるものがあると思いますので、その人にトライアルコーチングなどで会ってみて、「やっぱり受けたい」と思ったら決めましょう。その決意の時に「ホントに現状から飛び出していいのか?」と脳が現状へ留めようとしてきますが、留まったら人生はそのまま変わらないということです。
「コーチング受けたいんだけど、受けずにコーチングの勉強をして、人生が好転すればいいな」というのは、現状のコンフォートゾーンでグルグル回るだけですので、とりあえずセミナー通ってる人みたいなことになり得ます。
現状の部屋の中に居て、現状の外へのドアの前で「開けるの怖いから、現状の部屋が理想的にならないかな?そんな書籍とかないかな?」と言ってるうちに、現状の部屋の中を行ったり来たりして終わりです。
「現状の外へのドアを開けて自由意思の世界が見たい!」「だからドアを開けると決めた!」「その方法はこれから見えてくる!」という未来志向で、開けて飛び出すことが当然の人になろう!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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