
不安や偏見のない感受性
「内側から溢れる感受性」に正直になっている時って、どんな表情になっているでしょうか?
「きっとこうなったら嬉しいだろうなー」「こうしたら喜んでくれるだろうなー」みたいに「フフフ」とニヤけちゃう感じになるでしょう。表情にはっきり出なくてもニヤけちゃうような情動で一杯でしょう。
なんか無垢で、何のコントロールも入らない、「見て見て-!この動画おもしろーい!」みたいな、ただ相手と一緒に喜びたいみたいな感じ。
これって相手に非言語で伝わるんです。
・「うわーこれおもしろそう!」と思ったらやりたいからやってみる。
・「あの店の料理超おいしかったから、今度一緒に行こうよ!」と、ただ喜んでもらいたいから誘ってみる。
・「えー、このままじゃたくさんの人が困るじゃん」と、例え全員が見向きもしてなくても、できることに着手する。
・誰かが称賛されているとき、その人が嬉しそうにしていることに自分が喜び、他の人との比較など関係なく一番高い位置で拍手を送る。
・相手に会いたいから、ただ会いに行く。相手に甘えたいから、甘えようとする。
・「私は、あの人にこうしてあげられるな」喜んでくれると私も嬉しいなと純粋に思ったことをやる(それによってその人に好かれたり、付き合ったりすることで頭がいっぱいになっているのは、自分の利益で埋め尽くされているので危険です)
これ言ったら「は?こいつ何言ってんの?」と思われるかもしれないとか、「いや、これは普通に考えてこうするべきではない」と自分を制限するとか「あいつ一人で出しゃばってるぜ」と言われるかもしれないなんて、微塵も考えない純粋な動機による行動。
これって自分のマインドが豊かだということですよね。
ニヤけるようなイメージも、ワクワクするゴール設定と同じパフォーマンスですね。
純粋な感受性も相手に非言語で伝わりますし、「かもしれない」とか「べき」というフィルターを通した行動も相手に非言語で伝わります。
純粋な行動に対して、「うわ!見ろよダセー」とか「は?お前となんて行かねーよ」とか言ってくる人がいるとショックを受けそうですが、抽象度が低いのでショックを受けるのです。
抽象度が高ければ、「この人は”豊かなマインドの私”というコンフォートゾーンに対して居心地が悪くなって、貧しいマインドに引き戻そうとするドリームキラーだな」というのがわかるので、対処は簡単です。
「ドリームキラーには自分のゴールを言わない」というのが、ドリームキラーと対峙した時の方法です。
この方法を応用すれば、感受性の部分を言語・非言語で伝えないようにして、その人のコンフォートゾーンの中に入らず距離を置くという冷静な選択ができるのです。高い位置から見ていますね。
上記と同じで、自分の内側から溢れる感受性に対して、自分のセルフトーク(頭の中の自問自答)において、「でも、こんなことしたら常識外れと笑われるかもしれない」とかゴニョニョ考えてしまうとか、「こうあるべき」と思い込んでいるということは、自分の不安や偏見でマインドが豊かではないので、豊かな感受性が表れたことで自分の居心地が悪くなり、自分がドリームキラーになってしまっているということです。
こうなっている人は、ホント物凄く多いと思いますので、方法としては、ゴール設定をするということです。
「自分の内側から溢れる感受性を豊かなマインドで実現している」というゴール。
上記のように一言でまとめてしまっているように思うかもしれませんが、内側から溢れる感受性は、一人として同じものはなく、だからそれを豊かなマインドで実現している状態は、「あなたならでは」なのです。
そして「あなたならでは」の状態をイメージして、ニヤけるような情動が湧き出て臨場感を感じることによって、ゴール達成の方法は見えてきます。
方法は、あなたのwant to次第で一つとして同じものはありません。
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あなたの今設定しているゴールを達成している状態をイメージした時に、「豊かなマインドでなくてもよい」というのであれば、自分の利益しか考えてないような抽象度の低いゴールだと思います。
相手のゴールを誰よりも応援するコーチとしても、このような場合は抽象度を上げていきますが、これをご覧になっている方は、あなたならではの「豊かなマインドの自分」でありたいと思っていると思います。
そうなると、「内側から溢れ出る感受性」に常に応答して、正直になりながら生きることが重要だと理解できるでしょう。
明日で最後になります。
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