高い視点による複利的好転

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ぶっ飛んだゴールと感謝の必要性を感じる

昨日のブログで、高いところから眺めて抽象度の高い視点でwant toの判断をすることについて投稿した。

昨日のブログは、情報空間の中での話ではあるが、私はコーチだから実際に高い場所に行って俯瞰的に眺めるということを定期的にやってるんだぞ!ということで、横浜市中区山手町の「ブラフ18番館」から、山手の西洋建築物がそびえ立つ坂道を上り、「港の見える丘公園」の展望台から眼下に街を眺めるツアーをしてまいりました。

行きの道中は渋滞もなく、車内で久しぶりに「Dillinger Four」を爆音で流し、高速をかっ飛ばすのが気持ちよかった。

「元町・中華街駅」なんて聞いたら、中華街に行きそうなもんですが、駅降りて中華街と逆方向の坂道を上っていくと、全く雰囲気と生活感が違う閑静なおしゃれ住宅街に突入するのです。

「ブラフ18番館」は、私としては坂道の出発点と設定してぐるりと散策し、雰囲気のある西洋建造物を休日なんかは写真好きの人たちがパシパシ撮っているのですが、今日はド平日なので一人くらいしかいませんでしたね。

そして坂道を上る途中で、おしゃれな豪邸、チャーチやクリスチャンスクール、西洋館、元町公園、外国人墓地など、特定の場所でなければ味わえない雰囲気。

インターナショナルスクールも近いせいか、子供たちが英語で会話しているのが馴染み過ぎている。

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そして坂を上りきると、「港の見える丘公園」に到着。

公園や花畑があるのですが、十分歩いたのですぐに展望台へ。

眼下に広がる街や、港、首都高、横浜ベイブリッジなど、様々なパーツが入り組んでいるかのように一つの風景としてインパクトを示す。

さっきから見てきた建造物を振り返り、そして今眼下に広がる建造物を考えると、人間の造って形にして機能させるという行為は、圧倒的だと改めて感じさせる。

私は親が大工だったので、幼少のころから深く考えずに「お父さんと一緒に大工さんになる」と将来を設定して、そのまま地元の工業高校の建築科まで進学したのですが、今振り返っても、これほど才能がなかったことはないのではという不器用さを否応なく感じさせられました。

他の生徒たちと同じようにノコギリで凸と凹の形に木を切って、はめ込むのですが、私だけ何度やってもハマらない。製図を書いても0.5ミリずつ線を引いてるつもりなのに、見るに堪えないバランスの悪さ。

高校一年生の数か月で「あっオレ無理!」と思いました。ぜんぜんwant toじゃなかったですしね。

同時にバンド活動にのめり込んで大工どころの話ではなくなってしまいました。

そんな自分からしたら、こんな圧倒的なものを造り上げるというのは、本当にすごいことに感じます。

最初に大きなゴール設定があるのでしょう。

ただ家が建つとか、橋が架かるということでなく、この街の外観にどのように溶け込んでいるか?どんな家庭の人が住む場所か?何台の車が利用してどれだけ便利になる橋か?この街全体のイメージはどのような雰囲気に感じられるか?など、まずゴールありき

そしてデザインが出来て、使う道具や、工事に携わる人数や、行程日数や、しかるべきところへの届け出など、方法が見えてくるということでしょう。

もちろん、何となく造りたくなって、頑張ればできるでしょうという初動ではないはずです。なんかブームに乗って自治体とかがノリで予算取って甘い計画で造ろうとして、途中でやめたり、完成してから全く利用者が計画と乖離している建造物もあることは確かです。

人生のゴールも、何となくお父さんがやってたからやろうかな?とか、みんな就職してるから自分も就職して出世するために頑張ろうかな?ということでは、内側から湧き出るものが無いですし、抽象度の低い視点で決めたことですので、長期的に干からびてしまうでしょう。

自分に手が届きそうなゴールにしましょうということでは、ここまで発展した街並みになることはなかったでしょうね。

ぶっ飛んだゴールを設定して、イメージと臨場感を深めて方法が見えてくるということを改めて高台から眺めて実感できました。

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あとは、遠くから高速道路を走る車を見ていると、いかに物流の車輛が多いかがわかります。

何気なく運転していてすれ違う物流トラックしか見てないと認識できませんが、高台から見るとホントたくさん走ってるというのが認識できます。

Amazonとかインターネット通販みたいなので注文することが当たり前になって、「注文した→指定の日時に届いた→便利」という感覚でしかない人が多いと思います.

しかし、高台から眺めるだけで「こんなに多くの日人が運んでくれてこその便利なんだよな」と当たり前なのですが、体感出来て改めて感謝できました。

感謝する事って素晴らしいことだと思うのですが、抽象度が高いと、より多くの感謝すべき場面に気づけますし、それが福利的に自分の豊かさに繋がるということです。

情報空間でも、物理世界でも、高いところから眺めて体感するというのは実践することをオススメします。

まずは、やってみるですね。

帰り道は、ベタなCHERYL LYNNとか、渋めのBill Withersなんかの「Free Soul」を流しながら、高速をかっ飛ばすと爽快でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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