人事異動で一喜一憂しないトレーニングのススメ

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苫米地式コーチング認定コーチ 針金 雅信です。

無意識の行動は現状の中

年度末のこの時期。

人事異動のタイミングである企業が多く、「〇〇さんが□□に異動だってよ〜」みたいなゴシップに花を咲かせる人もいらっしゃるだろうと思います。

様々な意図が影響して決定した異動でしょうが、こちらの意図とは関係なく言い渡される人が多いと思いますので、異動先の現状に影響を及ぼせるわけではなく、最悪の環境下に放り出される可能性もあります。

そして多くの人は直面した現実に「一喜一憂」するのです。

この「一喜一憂」という状態は、抽象度が低く、マインドが豊かではありません。

多くのビジネスパーソンが、日々無意識的に一喜一憂の仕事をこなしていると思われます。
一度、自分は仕事の出来事一つ一つに一喜一憂して反応的なリアクションをしていないか意識に上げてチェックしてみてください。

ー・ー・ー

コーチングに興味があり、コーチングを実践していく上で、「抽象度を上げる」ことが非常に重要です。

ある日、コーチングの書籍を読んでたら、カミナリにでも撃たれるように抽象度の上げ方がわかって体得するということではなく、練習をしてレベルアップしていくような感覚です。
コーチは日々、抽象度を上げることに注力する生き方をしています。

先ほどの、無意識的な仕事を意識的にチェックするように、普段の無意識による当たり前の行動を俯瞰的に捉えることを繰り返すと、抽象度が上がり、改善点や今までにないアイデアが見えてきます。

あとは、高いところから景色を眺めて、見える景色について様々な想像を巡らせてみるのもオススメです。

例えば、「あのビルの屋上に庭があるということは、都心のビル街の入り口に庭を構えることは難しいので、屋上にしたのかな。ビルのオーナーは緑が好きで、ビルを利用する人たちに少しでも癒しを与えたいのかもしれないな」など、ポジティブなドラマを創ると良いです。

あとは、誰かが言ってたことなので私オリジナルではないですが、タクシーの運転手の態度が悪かったら「もしかしたらこの運転手は、以前一生懸命企業で働いていたのに、企業が倒産してしまって、家族を養わなければいけないので、やりたくもない運転手をやるしかないという気持ちで仕事しているので、余裕がなくなり、愛想の良い対応ができないんだろう」と決めつけてしまって、「そう考えたら怒らないようにしよう」という選択をすると、豊かな対応に繋がります。

上記のような抽象度を上げるトレーニングを意識することと、「怒り」や「不安」はムダな感情と捉えられるようになると、かなり豊かなマインドに近づきますし、「ゴールが無い」とか「現状の外に移行する勇気が出ない」という人は、ゴール設定のきっかけや、無意識を意識する訳ですので、現状の外に慣れる習慣づけにもなります。

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職場のコンフォートゾーンを移行せよ

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人事異動の話に戻ります。
主に店長のような中間管理職向けです。

異動が多い企業によくある問題で大変難しいのが、「異動の無いベテランのアルバイトの発言権が強く、職場の空気を乱している状態」です。

このストレスフルな環境で過ごしている人は、結構いるのでは無いかと思います。

ベテランアルバイトはフリーターみたいにシフトがっつり入る人が多く、悪影響を撒き散らしているくせに、お客さんのことはよく知ってて仲がいいみたいなやつです。

職場を任して頂いてる立場としては、彼らが居なくなると職場が回らないみたいな恐怖や、そのことによる実績の低迷の恐怖。
でも職場に重々しい雰囲気が充満して、他のスタッフから不満が寄せられる。

そもそもベテランたちに立ち向かう勇気がない人もいらっしゃるでしょう。
ベテランアルバイトの存在の大きさから、彼(彼ら)が、頭が切れるタイプの人間に見えてしまうこともあるでしょうし、実際口が達者なベテランも多いです。

では、どうすれば良いのでしょう?

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この問題は、ゴール設定を参考にすれば見えてきます。

ゴールは
「現状の外側に設定する」
「社会性のある利他的なゴール」
「ゴールが先、方法は後」 など、

上記を基軸にして、自分の職場がどのような状態になることがゴールなのかを設定しましょう。

現状のままでいいのなら、勝手放題のベテランにストレスを感じないと思いますし、他のスタッフの不満も真剣に考えることは無いわけです。
自分の実績による評価ばかり気にしていたら、社会性も利他精神もありません。

みんなが信頼し合い、協力して楽しく仕事をするような状態が現状の外側であり、みんなが楽しいので、そんな環境でお客様を大事にすると雰囲気が非言語で伝わり、人気のお店になるでしょうし、売れるので発注を受けた業者様も喜ぶので社会性があり、利他的です。

例えば上記のようなゴール設定をしたとして、達成時のイメージを深めて、すでに達成しているような臨場感を高めていくと、ゴール達成の為にRASが働きます。

人間には「RAS」(網様体賦活系)という機能が備わっていて、五感が受け取る様々な情報から、自分が重要だと思っている情報だけをピックアップして、重要でないものは認識できないようになっています。

ゴール達成の為に重要な情報がピックアップされて、重要では無い情報がスコトーマ(心理的盲点)になって見えなくなるのです。

そうなると、ベテランアルバイトはゴール達成において重要な情報では無いので見えなくなりますし、ベテランがいなくても何とかなる方法が見えてきます

しかし、ベテランを解雇するのもパワハラに捉えられるかもしれないので、そう簡単に「クビだ!」と言わない方が良いという情報がピックアップされます。

ですから最初に「このような職場にしたいから協力してほしい。協力してくれるスタッフを優先的に配置します」と伝えて、協力していただけなかったら、「協力していただけないので、雇用契約を週5日から、週1日に減らさせて頂く」という段階を踏んだ方法が見えてきます。(アルバイトの雇用契約は、「契約内容を変更する場合がある」という条件で締結しているはずです)

もちろんベテランを敵視せずに、楽しく愛情を持って皆で仕事して、自分のやり方に「共感」して頂ければ、ベテランの方から協力的に接してくれるようになるかもしれません。

しかし、共感するか共感しないかは、ベテランの課題ですので、「強制」する訳にはいきません。

共感して頂ければ、物凄く強い味方になって助かる存在になるでしょう。
人間力のある方は、そのようなストーリーになる可能性も高いと思います。

ベテランとの対話など、勇気が必要な場面もありますが、「どうしてもそうなりたい!」という気持ちでイメージを深めれば行動せずにはいられません。

うまくいかないことがあっても、次にうまくいく為の経過であって、また別の方法が見えてきます。

解決のためには、「自分はどうありたいのか?」を基軸として行動するようにしましょう!例えばあなたと新人スタッフだけになってもなんとかなります。

「なんとかなる」という経験はゴールを更新し続ける人生において非常に重要です。

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利己的な「どうありたいか?」の末路

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解決のためには、「自分はどうありたいのか?」基軸として行動するようにしましょう。と述べましたが、今度は一般社員のような「部下」的な社員向けです。

ベテランアルバイトが職場の風紀を乱すので、部下が店長に「彼はシフトに入れない方がいいですよ!」と進言しても、店長が「じゃあ実績悪くてもいいの?店も回らないよ!だからこのままで行く」と他のスタッフの不満を抑え込む形で、他が辞めようが現状維持を強いる人が店長の場合もあるでしょう。

先ほどのゴール設定とは逆で、「現状維持」「社会性のない利己的なゴール」です。

「自分は利己的でありたい」を基軸として行動している場合はwant toなので、それでいいのか?

こういう人の場合、RASにより利己的な評価のための情報をピックアップしているので、仕事の取り組み方が「一喜一憂」であり、抽象度が低く反応的な判断を習慣としている為、長期的に良くなるとか悪くなるというような判断ができません。

そうなると、長期的に衰退して評価どころではない末路になったり、ちょっとコンプライアンス違反だけど、これやったら実績上がるなというものに手を出してしまって、懲戒解雇などの末路になる可能性が高いですし、個人的な経験でも、そのような人をたくさん見てきました。

特に店長クラスの人は、お店の「ヒト・モノ・カネ」を管理している訳ですので、悪に手を染めやすい環境ではあるのです。

「悪は滅びる」と考える行動しましょう。

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上司が利己的で、不満を強いる器の人間であることは、あり得ることです。

上司が強いて、他のアルバイトから不満が出る中で仕事するのは非常に不愉快なのに、上司のように雇用契約をどうこうできる影響力がない。

まずは自分にできることに注力しましょう。
他のスタッフの不満を理解して寄り添ってあげるケアや、もう一つ上の上司に相談してみるなど。

それで、もう一つ上の上司も強いるような促しをしてきたら、そもそもこの会社にいるべきなのか?も考えた方が良いです。

一社に一生を捧げるのが当たり前ではない現在ですし、いい勉強になったと捉えることもできます。

いずれにしても、「自分はどうありたいか?」を基軸に行動してください。社会性のある利他的な行動ね。

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ちなみに、社員がベテランアルバイトと仲良くなりすぎちゃってユルユルな職場になるのもお店として良くない方向に行くでしょう。

私自身新入社員の時に、圧倒的な実力はあるが職場の雰囲気を我が物顔でぶち壊すベテランアルバイトにストレスを抱え、店長に訴えても利己的な判断で受け入れられず(当時は信じられないくらいのゴリゴリ成果主義だったので店長の気持ちは理解できるが)自分が店長になったら、こんな判断しないと誓いました。

店長になって、やはりそういうベテランに出くわし、話し合おうとしましたが、言い包められて上手くいかなかったこともあります。顔色一つ変えずに淡々と話す彼(ベテラン)と対面して、サイコパス感を感じ、背筋が凍った記憶があります。

その失敗の経験で成長して、次から上手くいったりなど、紆余曲折の経験を経て、この記事を書いております。この記事の例え通りに実行して上手くいきますという事ではなく、ゴール次第ということです。

抽象度を上げることを意識した生き方を実践して、ゴールに向かって勇気ある行動を繰り返す人が増えることでくだらない問題が減少するので、そうなるためにもコーチングマインドをアウトプットしていきたい。

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